キューバの旅行事情
通 貨
2つの通貨がある。CUC(外国人用通貨)(セウセと読む)
CUP(キューバ人用通貨)
旅行者は外貨を外国人用ペソ(CUC)に両替して使用しなければならない。
外国人旅行者が換金できるのはCUCだけだで、CUPが必要になる場面はない。
しかし、現地の人がCUCを持ち合わせていないため、買い物をした場合、釣銭でCUPで返ってくることがある。そのCUPは滞在中に使い切らないと無駄になる。(再両替不可)
キューバではすべての外貨の国内での使用・流通を禁止している。
レート
1 CUC =約106円、(大体1CUCを110円で計算するとわかりやすい)
1 CUC =1.319eurユーロ、
1 CUC =CA$1.1カナダドル、
1 CUC =US$0.96 (町では1CUC=US$1.00で流通している)
地元の人たちが使う通貨。1CUC=約27ペソCUP
(交換レートは日々変わる)
現在はUSドルからの両替手数料が10%かかる。
したがって、100US$から両替すると、90US$分が両替することとなってしまう。
国交が回復しているが、経済制裁が説かれていない間はこの状態がしばらく続くようだ。
日本、ユーロ、カナダドルからの両替手数料は6-8%。
両 替
両替所はカデカ(CADECA)という。
ゲートウエイとなるハバナ空港内には24時間営業の両替所がある。行列で時間がかかる。
日本円は空港と、市内のごく一部の銀行だけで、両替可能。
したがって、到着時に両替しておかないと後々苦労する。
個人旅行や地方都市へ行く場合などには、ハバナ滞在時に多めに両替をしておくべきだ。
また、ユーロか、カナダドルの現金を日本で準備していくといい。
アメリカとの国交が回復したが、経済制裁が解除されれば、しばらくしてUSドルの通貨事情も変わっていくと思われる。
クレジットカード
VISAおよびマスターカードが使える所が増えてきている。
しかし、ホテルの支払い程度で、ホテル内のショップでもまだ使えないところが多い。AMEX,JCBは使えない。
カードでの支払いには、さらに手数料が3%~(店により10%ぐらいのところも)かかる。
カード決済の際に、パスポートの提示が求められる場合がある。(コピー不可)
カード使用可となっていても、機械の故障や電信の不調で使えないケースも多い。
ハバナ市内では銀行や両替所にキャッシングできるATMが設置してあるところがあり、クレジットカードでのキャッシングができる。
CUC現金が受け取れ、US$建てで引き落とされる。
再両替
CUCは、空港の両替所でも再両替が可能。フライト時刻との関係で行列ができることもあるので、再両替をする場合には早めに済ませておく必要がある。
地元民のペソ(CUP)は再両替できない。
時 差
日本と-14時間 GMT-5時間(夏時間-13 )
サマータイムの実施時期は、毎年変わり、直前にならないと発表されない。
電気・通信
電圧110V 60Hz
プラグAタイプ。ホテルにより220vのところもある。過熱する危険があるので長時間の使用は避けること。
テレビ・ビデオ方式
日本と同じNTSC方式
DVDリージョンコード
基本的にフリーとなっている。
Wi-Fi環境
キューバでは街の中にFree Wi-Fiはいまだ全くない。
Wi-Fiが使えるのはホテル内くらいで、それもほとんどが有料で、通信事情も良くない。
期待できないが、少しずつ良くなっていくだろう。
国際通話の国番号53
気 候
全土が熱帯気候であるが、貿易風の影響で、風があり比較的しのぎやすい.
5~9月までは雨期.、8~10月は28℃ほど。
11~4月は乾期になる.初秋にはしばしばハリケーンに襲われる. 1~2月は毎日の平均気温が22℃ほど、