国の概要
国 名
キューバ共和国英語表記=Republic of Cuba
漢字表記=古巴、玖瑪
国コード
ISO=CU/CUB
net=.cu
IOC=CUB
プロフィル
西インド諸島中最大の島。カリブ海の真珠といわれる美しい島。
中南米で唯一の社会主義国。
1959年、カストロやチェ・ゲバラの率いる革命軍がバチスタ政権を打倒した革命戦争以来社会主義国。
米国は経済制裁を続けている。
冷戦中はソ連からの経済援助があったが、ソ連崩壊後はこれが途絶え、経済が逼迫した時期もある。
毎年のように、海を泳いだりボートなどでメキシコ湾を挟んだアメリカ・フロリダ半島(145km)への亡命者が続出。
外貨獲得のために力を注いできたリゾート開発が実り、現在はカナダやヨーロッパからの観光客で活気を取り戻している。
世界でも屈指の高い医療水準を持っている。
主要産業はサトウキビで、世界有数の砂糖生産国である。
タバコの生産も盛んで、葉巻の「ハバナ」は世界的に愛好者も多い。
カリブ音楽の中でサラサはキューバが発祥の地
2015年7月20日、59年ぶりのアメリカと国交が回復された。しかし、経済制裁はいまだ制裁が解けていない。
国のシンボル
国 旗
白地に3本の青い線。旗竿寄りに赤い三角形。中に白の星。
3本の青い線は独立時の3州
白は国家の独立
赤は独立闘争で流された血を、赤い三角形は自由・平等・博愛を表わす。
白い星は輝かしい未来を表す。
国 花
マリポサ、テイオウヤシ
国 歌
バヤモの歌
国 土
西インド諸島最大のキューバ島と周辺の島々からなる。
東西に横たわる細長い島。全長は1250km、最大幅も191kmある。
本島のほか1600余りの島や岩礁からなる、
国土の75%が標高100mに満たない平坦地と緩やかな丘陵地。
島の4分の1は山岳地帯。最高地点はシエラ・マエストラ山脈のトゥルキノ山で標高は1980m。
面 積
11,1万k㎡(北海道の1.4倍)(本州の約半分)
政治体制
政 体
社会主義共和制
地方行政地域は14の州(Provincia)と「青年の島」(旧ピノス島)の1特別自治体に区分されており、更に州の内部には169の自治体が存在している。
独立年月日
1902年5月20日、アメリカより独立
元 首
ラウル・カストロ・ルス国家評議会議長 Fidel Castro Ruz
(閣僚評議会議長)
(フィデル・カストロ前国家評議会議長の実弟)
首 都
ハバナHavana,約219万人
国 民
人 口
約1,125万人
民 族
ムラート(スペイン系白人と黒人の混血)51%、欧州系白人37%(主にスペイン系)、黒人11%、中国系1%
言 語
スペイン語(公用語)
宗 教
大部分がカトリック