バラコア Baracoa

グアンタナモ州
人口 約8万人

概要

キューバ本土の東の端で、アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園の東端に近い港町。
コロンブスが世界一美しい場所と誇った入江だ。
背景にそびえるのが、標高 575m のテーブルマウンテンのとエル・ユンケ山を目指してスペイン人がキューバに上陸した。この山はバラコアの西10kmにある。
今から500年以上前に開かれた町で、キューバで一番古い街となる。
16世紀初めには首都になっていた。静かな親しみやすい街だ。
町の中心に、バラゴア教会が建っており、キューバで一番古い教会である。
大聖堂 Catedral Nuestra Senora de la Asuncion の入り口に置かれた、クルス・デ・ラ・パラと呼ばれる古めかしい十字架がある。これはコロンブスが建てたものである。
コロンブスが1492年にバラコアに来た時に建てたもの。彼はあちこちに十字架を建てたが、ここにあるものが唯一残っているものである。
1492年、王室の名を受け、大西洋の大航海に出たコロンブスは北米大陸にたどり着く直前にこの地に立ち寄っていた。
スペインからの入植者によってバラコアに街が築かれた。その後、キューバ全体に植民地となっていった。

バラコアは、キューバを東西に横断する全長1,435km の高速道路「カレテラ・セントラル Carretera Central」の東側の終点である。

アクセス

バ ス

サンティアーゴ・デ・クーバからバスで4時間、

空 路

ハバナから飛行機で2時間。

空 港

グスタボ・リゾ空港 Gustavo Rizo Airport (IATA: BCA)
湾の西側、町の中心部から北北西に 4km に位置する。
主に国内便のみが飛ぶ小さな空港である。便数は多くはないが、クバーナ航空によるサンティアーゴ・デ・クーバやハバナとを便がある。

















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