タタウイン Tataouine

概要

チュニジア南東部にある、砂漠の中の隊商ルートの中継地点であった町。

この一帯の生産品の集積地であり、商業の中心地となっている。

タタウィンの周辺には小さな村が点在し、自然と一体化した建物が興味深い景観が作り出している。

例えばドラムッセンの岩山の上にある穀物などの倉庫群「クサール」。クサールとは、幾重にも重なった日干しのレンガで作られた倉庫の集合体。倉庫への入り口となる大小の穴がいくつも並び、高い位置にあるものには階段や足場が設けられている。

この村にある洞窟には、先史時代の岩絵が描かれている。はるか昔のこの地方の生態や人々の暮らしが見てとれる。

住民は新市街へ移ってしまったため、ほとんど廃墟になっている。

シェニニの村では岩肌がむき出しの山の中腹に、真っ白な壁のモスクが建てられている。赤茶けた岩山とのコントラストが印象的だ。kj
















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