ミスラータ Misratah
概要
トリポリから東へ200km余り。
ミスラータ岬のそばにある商業都市。
リビアで3番目に大きい都市となっている。
紀元前10世紀頃にはフェニキア人の交易地となった。
周囲には農業地帯が広がり、農産物の集積地として繁栄した。
地中海沿岸部の街道と砂漠へ向かうルートの分岐点に位置し、かつては隊商の補給基地であったが、現在も交通の要衝として機能している。
産業が発達し、鉄鋼業、繊維業が盛んである。
古くから学者や文化人を輩出し、今日も市内に大学を持つ学術都市の一面もある。
砂浜に臨む市街は、道路も広く近代的な街並み。周囲はヤシの木やオリーブ畑が広がっている。kj