出入国
現在、リビアは国全体が無政府状態にあり、各地でイスラム系武装勢力の攻勢が活発化し、いつどこにいても騒動に巻き込まれてもおかしくない状態になってしまっている。
日本をはじめ各国大使館も閉鎖を余儀なくされており、首都をはじめほとんどの空港も機能していないので、観光旅行できる状態ではない。
旅行者が人質にとらわれるリスクは高い。
現地の事情が安定化し、観光客が旅行できる状態になるのは先のこととなる。
リビアへの出入国情報はリビア大使館のサイトを参照
駐日リビア大使館 Embassy of Libya
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町10-14
Tel: +81-(0)3-3477-0701
Fax: +81-(0)3-3464-0420
http://www.lytokyo.org/
ビ ザ
観光ビザ
出発前の取得が必要
日本で取得しなくてはならない。
ツアーに参加する場合にはほとんど問題なく一定期間(1週間くらい)までに発給される。
観光査証の滞在可能日数は30日以内。延長不可
インビテーションレター:現地旅行代理店(3名以上)の招聘状が必要。
個人旅行では国内情勢によって時間がかかることがある。
通常観光ビサは発給後30日以内に入国、入国後30日以内に出国が条件となる。
商用ビザ
最長90日。
日本で30日のビザ取得後、現地で30日ずつ延長可能。
インビテーションレター:リビアスポンサーのサポートレターが必要。(人民局発行の物)
非HIV検査証明書:ビザ取得申請時に必要。
観光・商用とも
アラビア語併記が必要。(パスポート内容のアラビア語翻訳)
問い合わせ先:外務省パスポートセンター
旅券にイスラエルの査証、出入国記録があると査証発給はうけられない。
旅券残存期間
ビザ申請時6ヶ月以上
ビザについては手続きに変更がありうるので、申請前に大使館に問い合わせた方がいい。
ビザ取得手続き・申請書用紙サイト
リビア大使館
〒150-0034 渋谷区代官山町10-14
TEL:03-3477-0701/4
入 国
入国カード
入国カードは機内で配布されるので到着までに必要事項を記入しておく。アラビア語だけの場合が多い。
イエローカード
不要
黄熱汚染地区に滞在または通過後6日以内に入国する場合は必要。
入国審査
特段の質問を受けることはない。
個人の旅行者は入国後48時間以内に、警察への入国登録が必要。(ポリススタンプ)
ツアーの場合には現地旅行業者やホテルが代行してくれる。
個人旅行の場合にはホテルが代行する(中級以上)
税関検査
ツアーの場合には荷物の検査厳しくないが、個人旅行者にはかなり厳しい。
肌の露出した女性の写真などは特に厳しく没収される。
持ち込み制限品目
外貨
金額無制限。最低US$500は所持していなければならない。
現地通貨
タバコ:200本又は葉巻250g又はパイプタバコ250g
香水:0.25L
禁止品
酒、食料品(缶詰含む)、豚肉類、ワイセツな書籍類
機内で飲むワインなどを持ち込んでも没収される。
イスラエル産品
イスラエルと貿易する国の品物
(パソコンは申告不要となっている)
出 国
空港で出国カードを記入する。
出国税;空港使用料 LD6が必要
持ち出し禁止制限品目
外貨:特に規制は無くなった。
現地通貨 持ち出し禁止
タバコ 特になし
香水 特になし
禁止品
現地通貨以外、特になし