コスタリカの現地情報
治安状況
コスタリカの治安は中米の中で一番良いと言われている。近年旅行者をねらった凶悪な強盗などが起きている。
細い路地など、治安の悪そうな感じがする場所にはむやみに出入りしないこと、近づかないことが必要である。
また、スリが多いので、町中では装身具を控え、カメラ等は鞄にしまって持ち歩くことが肝心です。警察が治安維持に力をいれ、中心地では1ブロックごとに2人組の警察官が立っているほどだが、夜になるとその警戒もなくなるのでとたんに物騒になる。
あくまでも金品の強奪が目的なので、抵抗せずに財布を渡してしまえば負傷を負うことはない。パスポートを取られないこと。
いくら陽気なラテン系の人が多いからといって、見知らぬ人に優しく声をかけられたら、まずねらわれていると思うこと。「No gracias(ノー グラシアス)」(No thank you)と。
空港やバスターミナルでは荷物の置き引きがいるので、目を離さないように注意したい。 レンタカーでは車内に物を置かないこと。
トラブル
蚊に気をつけて(デング熱) 雨季(5月~11月)に旅行する場合には蚊が危険だ。テング熱にかかることがある。長袖、長ズボンを着用。虫除けを使うこと。特にグアナカステ地方(太平洋岸の海や北部の火山など)に行くときには注意が必要。
虫除け防虫には、その国の蚊にはその国のものがよく効く。「OFF」という銘柄が効果ある。市販されている。
デング熱はデング熱ウイルスを持っているネッタイシマカに刺されておきる。
5~6日の潜伏期間を経て、38~40℃の高熱が始まり、その後5~7日程度続く。その際、しばらくの間、頭痛や関節痛をに悩まされる。 死にいたることはないが予防薬はない。
マナー・常識・慣習
教会へ入る際はノースリーブ、タンクトップ、ショートパンツなど肌を顕わにしているものは避ける。
飲食物の持ち込み、カメラのフラッシュも禁止されている。
中米で売られている薬は全般的に強いので、日本から常備薬を持っていくべきだ。
ただし、税関で麻薬と間違えられることもあるので、粉末薬はなるべく避けること。
物価目安
他の中米諸国より高い。日本の7割程度。
一般的に生活必需品は安く、贅沢品は高い。
一般のコスタリカ人が口にする食物や食材などは安く、ホテルやツアーなど外国人旅行者を対象としているサービスは先進国並みの料金。
コンピューター、スマホなどの高価な電気製品、外国製ブランドの化粧品や服などは贅沢品となり、それらの価格は日本より高い。自動車も日本販売価格の7割増し。ガソリンも日本より少し安い程度。
ビジネスアワー
官公庁・銀行
8:00~15:00または15:45 週休2日制、銀行は土曜日も営業している支店もある。
商店
9:00~19:00日曜日・祝日が休み
郊外の大型スーパーマーケットやショッピングモールなどは1月1日を除き年中無休、8:00~20:00-22:00。土曜日は正午から。
チップ
ホテルでのポーターやレストランなどで食事の際チップを支払う習慣がある。
チップ収入で家庭経済を支える職業の方が多いので事情を理解して受けたサービスに対しては快く手渡すべきだ。
ホテルポーター(荷物1個に付き)= 1.00USドル
ホテルルームメイド(枕銭)=1.00USドル
送迎(プライベート)= ガイドに$1、
送迎バスまたは専用車=ガイドに$2、ドライバーに$1
観光バス=ガイドに$2、ドライバーに$1
観光(専用車)=ガイドに$4、ドライバーに$1
飲料水
水道水はWHOの飲料水の基準を満たしているというが、現地の生活に不慣れな旅行者は環境の変化などで、抵抗力が落ちていて、安全な水でもお腹を壊すことがあるので必ずしも安心して飲用できるとは限らない。うがい歯をみがき程度は問題ないが、暑いからといってがぶ飲みするのは危険だ。ホテルの冷蔵庫の氷も同様である。
市販されてレいるミネラルウォーターを飲むがおすすめ。炭酸入り(con gas)と炭酸なし(sin gas)がある。
税金
日本の消費税に相当する付加価値税があり、
ホテル宿泊に対して16.39%の観光税、食事に対して23%の税金&サービス料が加算される。
中級以下のホテルは税込み料金になっていることが多い。
物品購入に関して消費税5%以上(食品非課税、高級品税高)