国立公園・保護区
国立公園
Bacalar Chico National Park
Marine Reserve, Laughing Bird Caye National Park
天然記念物
Half Moon Cay Natural Monument
Blue Hole Natural Monument
種と生息地管理地域
Glovers Reef Marine Reserve
South Water Cay Marine Reserve
Sapodilla Cayes Marine Reserve
ベリーズのマヤ遺跡
ベリーズには50以上の遺跡があるといわれるが,発掘・調査,整備されているのは以下のもの.
カルペチ遺跡
サンイグナシオの近郊
持ち上がり式のマヤ・アーチが,小型ながら複数,創建当時の形をとどめている.
町中から歩いても行ける。
シュナントニッチ遺跡
(ベンケ方面)サンイグナシオからバスで15分、タクシーで10分。
タクシーを降りて渡し船に乗って対岸へ行き、山道を上って徒歩20分のところにある。
カラコル遺跡
最大規模のものは「天の宮殿」(42m)
サンイグナシオからマウンテン・パイン・リッジ方面にある。
シュナントニッチ遺跡
最も巨大な「エル・カスティヨ」と呼ばれるピラミッドは臍mm状態のいい壁画が発見される.
サンタ・リタ遺跡
コロザル市郊外にある
セーロス遺跡
コロザル市のサンタリタ遺跡と対する位置にあるのがセーロス遺跡。
交易所としての機能をした小都市遺跡
アルトゥン・ハ遺跡
5つのピラミッド型の遺跡.最大の「太陽神の神殿」4.42kgの翡翠が発見された。
ベリーズの自然
マヤ語で「ぬかるみ」を意味するように、三方を水で囲まれたこの国は、河川、ラグーンが発達し、海岸部のマングローブなど亜熱帯植物が繁茂している。
古代マヤ文明の栄華を誇ったマヤ遺跡は、この亜熱帯の森林を隠れるように内陸部のマヤ山地や高原にひそかに眠っている。
そして海は、オーストラリアのグレート・バリア・リーフに次ぐ、延長240kmのバリアリーフを有し、あたかも真珠を散りばめたように約200のキー(小島)が点在する。
ベリーズは、ラグーンや亜熱帯林、さんご礁など、文字通り、「水」がキーワードのカリブ海の国である。
中米のパラダイスの国は、生物にとっても同じである。
亜熱帯特有の自然と気候は多種多様な生物を受け入れ、鳥類にいたっては何と500種を下らない数を有している。国鳥のトウカンをはじめ、中米バク、ブラックオーキッドなどの珍種はそのまま自然の豊かさを表している。
しかし、ここにも心ない人間のために絶滅に瀕する生物がいる。そのため、ベリーズ動物を含めて、全国に13の自然保護区やサンクチュアリを作り、生物の保護に力を入れている。エコロジーを無視してエコノミーは語れない。こうした極めて現代的な課題をベリーズの人々は、先人のマヤ民族の知として受け継いでいるように思える。