ルウェンゾリ山地国立公園
Rwenzori Mountains National Park


面積:
998平方キロ
場所:
コンゴ民主共和国との国境沿い、カセセの近く

概要

120kmに及ぶルウェンゾリ山脈は伝説的な雪を被った“月の山”。西暦150年に、アレキサンドリアの天文学者、天動説で有名なかのプトレマイオスがその著書の中で記した“ナイルの源流”に登場する。かつてはヨーロッパの名だたる探検家達の心を熱くさせた憧憬の地。
標高5109mあり、ケニア山とキリマンジャロに次ぐ、アフリカで高い山脈である。
氷河を被った頂上は何キロ先からも見る事ができる。1600m以上の斜面はアフリカの山でもルウェンゾリ山が難しいと登山家に人気である。
今現在、ナイル川には複数の水源があることが知られているが、ルウェンゾリもその一つであるばかりか、アフリカ第二の大河ザイール川の水源の一つとしても知られている。
年間の9割以上その山塊に霧と雨をまとい、その懐に入り込むものにはなかなかその美しい姿を見せてはくれない。1年のうち霧と雲が晴れ、麓から山頂が望めるのは2,3日ほどしかないと言われている。
標高4000mを越える地点に広がる湿地帯、低酸素・低気温に対応し巨大化した植物、“ナイルの源流”エレナ氷河から流れだし小川となる美しい水。鬱蒼と茂る森林の上に遠く望む白く輝く赤道直下の氷河。と見所は多く、神秘的な山容とその伝説に彩られた歴史は、まさにアフリカを代表する山と呼ぶにふさわしい山である。

アクセス

ニヤカレンギジャ小道はカセセから22キロのフオートポータル遣りから通っている。
カセセで、交通手段の手配をすることが出来る。

見ところ

6日間で1周するコースは厳しいが、氷河に覆われた山頂を除く全部の植生帯を見ることができ、人気である。短いハイキングも手配可能。高い頂上まで行くコースは上級登山者向け。

ベストシーズン

一年中。乾季は12月から2月、6月から8月。

宿泊施設

ホステルとキャンプ場は道沿いに在り。基本的なハイキング小屋は一周コースの途中にあり、近くのカセセに中級ホテルといくつかの安宿とキャンプ場もある。















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