パールハーバーの西側に位置する。
現在は住宅街となっているが、昔は広大な砂糖キビ畑があったところで、日系人にとって忘れ難い、思い入れのある町となっている。
戦前はホノルルの次に大きな日系コミュニティーがあった。
日本人が入植する以前には、中国からの移住者によって米が作られ、水田が集落を取り囲んでいて、エビカニなどの魚貝類や金魚の養殖もおこなわれていた。
日本人をはじめ、外国からの移民の入植により、サトウキビ畑は大きくなり、ワイパフには大規模な砂糖精製工場が操業し、砂糖はハワイの一大産業に発展していった。
サトウキビ畑と工場の間には鉄道も敷かれていた。
ワイパフには、ハワイ・プランテーション・ビレッジがあり、当時、この地域に移民として入植していた日本人をはじめ、ポルトガル人、フィリピン人、韓国人などの生活の状況が再現した建物などを展示・保存されている。
ここの砂糖精製工場は1995年まで操業をしていた


アクセス
ワイキキから車で約1時間
ザバスTheBusで、ワイキキから42番エヴァEwa行きで1時間45分でワイパフ・トランジットセンターWaipahu transit Center。周辺にはここから支線のバスが循環している。

ハワイ・プランテーション・ビレッジ Hawaii Plantation Villageはこちら