概要

地元に人にワイアナエの名前を出すと、多くが危険Dangerousだから気をつけろという。
多くがポリネシア系の住民で、決して裕福な地域ではない。
隣接するマカハとともに高級別荘地としても開発がされているが、全体の雰囲気は、派手な東側のリゾート的空気とは対照的に、どこかアジアの田舎の生活観の漂う原風景に似たものを感じるところだ。
雨量の少ない西部地方で、土地も山肌も乾いて痩せている。
このあたりワイアナエ・コーストWaianae Coastはビーチが連続している。
内陸部へ入ると、自然が残されていて、
また、海軍の電波基地があり、人工衛星を監視するカエナ・ポイント衛星追跡ステーションKaena Point Satellite Tracking Stationもある。
施設内へ入ることができないが、周辺には自然が残されていて、トレイル・コースもある。

アクセス
車では、ワイキキからフリーウエイH-1を西端まで行き、さらに続くファーリントンハイウェイFarrington Hwyで約90分。
きらびやかなレンタカーやリムジンで乗り付けるところではない。
運転手が同行するタクシーやリムジンなどの車で行くところだ。
ザバスTheBus:
アラモアナセンターから40番で約2時間20分。

ビーチ
ポカイ・ベイ・ビーチ・パーク Pokai Bay Beach Park
ポカイ湾の南側にあるビーチ公園。ここは波が湾内まで入ってこないため、高い波が押し寄せる冬季でも静かなビーチだ。

ケアアウ・ビーチ・パーク Keaau Beach Park
ビーチ・パークに指定されてはいるが、サンドビーチではなく、岩場が多いため遊泳には適していない。

エレクトリック・ビーチ・パーク Electric Beach Park
近くに発電所があったことから付けられた名前。
海岸線に長く伸びる白砂のビーチ

カヘ・ポイント・ビーチ・パーク Kahe Point Beach Park
透明度が高いビーチで、スノーケリングなどで人気がある。


カエナ・ポイント州立公園 Kaena Point State Park
ワイアナエ・コースト Waianae Coast沿いを走るファーリントン・ハイウェイFarrington Hwyの海岸線に広がる州立公園。
自然が保護されていて、熱帯の植物群が自生している。

クイリオロア・ヘイアウ Kuilioloa Heiau
「逃れの地」として11世紀から12世紀前後に建設されたと見られる古代ハワイの寺院。
ポカイ湾の南端で、ポカイベイビーチパークに隣接する海に突き出たカネイリオ・ポイントに位置する。


カネアキ・ヘイアウ Kaneaki Heiau
内陸部のマカハ渓谷の奥にある17世紀に建てられたと推定される寺院。
月曜を除く毎日午後2時まで一般にも公開されている。