概要

ププケアはハワイ語で「白い貝」を意味する。
ノースショアのワイメアビーチとサンセットビーチの中間にある。
1983年にハナウマ湾についでオアフ島で2番目の、海洋生物保護区に指定されている。
透明度、魚影の濃さ、珊瑚礁の状態では、ハナウマ湾と同じように人気のシュノーケリングポイントとなっている。ワイキキに近いハナウマ湾ほどビジターは多くなく、入場料も駐車場も無料なので、のんびりしたい人にはこちらの方がおすすめと言える。
シュノーケリングにはまっている人にはイチオシのスポットだ。
3つのエリアがあり、その中には岩場を歩かなければならないところもあるので、アクアシューズがいる。
ここのビーチにはトイレ、シャワー、更衣室はあるが、ライフガードはいない。
売店もレストランらしいものもない。
ただひとつ、ハワイのスーパーチェーンであるフードランドFoodlandの小さな店がある。横にサーフショップPlanet Surfがあり、スノーケリングセットのレンタルが出来る。
シーズンは5月〜9月で、冬季はノースショア特有の高い波が打ち寄せるので非常に危険をともなう。


(3つのシュノーケリングポイント)
スリーテーブルズThree Tables
ププケアビーチの3つのポイントの左側に位置する。
干潮時に水面に頭を出す3つのテーブルのように見える岩礁が、沖にあることからこの名前がついている。このビーチのもっともおすすめのポイントで、テーブルの周りに多くの魚が集まってくる。運が良ければ海亀と一緒に泳ぐことが出来る。
ビーチから歩いてテーブルの方へ進むと深さを増してくる。

テーブルのそばでは水深約4m以上ある。ハワイ固有の魚が多くみられる。

タイドプール(潮だまり)Tide Pool
3つのポイントの真ん中の岩礁に囲まれた天然のプールのようなところ。
魚の数や種類はスリーテーブルズより少なく、砂地と岩で、珊瑚はない。波がほとんどなく水深も0.5〜1m位で浅いため子供連れのファミリーに人気だ。


シャークス・コーブShark Cove
ププケアビーチの一番右にある湾。
入り江のリーフがサメの形に見えるからとも、ホワイトチップ・リーフ・シャークがやってくるからとも言われている。
水深は湾の出口付近で約6m。潮流はほとんどなく、波打ち際近くは透明度は高くないが、沖に向かうに従い、透明度は上がってくる。
湾を出た右側は水深は約15mほどでダイビングスポットとしてこのあたりではよく知られている。

アクセス
車はワイキキエリアからフリーウエイH-1→H-2へ、続くカメハメハ・ハイウェイ Kamehameha Hwy を真っ直ぐワイメア Waimea 方面へ北上する。
ハレイワ Haleiwaを過ぎて約10分足らず。
ワイメア・ベイ・ビーチパーク Waimea Bay Beach Park を過ぎて、教会のある坂道のカーブを過ぎると、すぐにププケアに入る。
道路沿いのスーパーマーケットのフードランド Foodlandが目印。ワイキキから約1時間。

ザ・バスTheBus
アラモアナセンターから52番でハレイワ Haleiwaを過ぎて左手にビーチを見て約10分足らず。
車内案内でワイメア・ベイ・ビーチパーク Waimea Bay Beach Park を聞いたら、下りの坂道のカーブを過ぎる。次がププケアとなる。アラモアナセンターから約1時間45分。
30分間隔なので、帰路にハレイワに途中下車して散策もいい。