ハワイには日本で違反にならない法律が身近にある。 旅行者だからといって、知っていなかったという言い訳が通じない場合がある。 アメリカの国民はルールだというと必ず遵守するのが常識になっている。一般市民からルール違反を指摘されても同様に守っている。 ルール 飲酒 21歳未満の飲酒は禁止されている。 アルコール類を購入するときや、バー・ナイトクラブなどでは身分証明書(ID)の提示が求められることがある。 写真付きで、生年月日が確認できるものが必要となる。 パスポートをIDとする場合はコピーでは不可だ。 ビーチや路上でのビールも違反 ビーチ、公園や路上、市バスの中など公共の場での飲酒は禁止されている。 違反すると罰則が非常に厳しい。 女性だからといって甘くはない。 また、施設のないところでのバーベQや焚き火も禁止。 球技や自転車の乗り入れが禁じられているところもある。 ゴミのポイ捨てなどモラルに反することも厳禁。 飲酒運転はさらに厳しく、 栓が開いたアルコール飲料を座席に置くだけで違法となる。 飲酒で逮捕されると観光客でもそのまま勾留となる。 有罪になると14時間以上のリハビリプログラムを受講し、90日間の免許停止となる。 これに加え、72時間のコミュニティサービスか、最大5日の禁固刑、あるいは最大1000ドルの罰金のいずれかひとつ以上を科せられる。 喫煙 空港やホテル、ショッピングセンター、レストランなど建物内や交通機関内は全面禁煙。そのほかの建物でも、建物の入口または窓、換気口から20フィート(約6m)圏内も禁煙区域となっている。 違反すると罰金も課せられるので、喫煙可能な場所の確認が必要だ。 違反者は個人には最大$50の罰金が科せられる。 喫煙が禁止されている公共の場所 レストラン、パー、ナイトクラブ ショッピングセンター 公共ピル、アパートのエレベーター 空港、公共交通機関(バス・タクシーなど) ホテルのロビーや通路 スポーツ・アリーナ、屋外アリーナ、スタジアムなどの座席部分 チャイルドケアや介護施設に使用している住居 州や郡が所有する建物 交通ルール ハワイ州横断歩道以外での道路の横断や信号無視をするいわゆる「ジェイ・ウオーキング」に対して非常に厳しい新交通規則を施行している。 旅行者でも容赦なく罰金70ドルが課せられるのでご注意を。特にホノルルなどの交通量の多い繁華街では監視が強化されている。 子供に関する法律 州法で13歳以上の付添人なしで12歳以下の子供を放置することは禁じられている。 自宅やホテル客室に置いて外出したり、子供にホテルのロビーで荷物番をさせたり、スーパーで買い物中に車内で待たせるといったことでも、幼児虐待となり、大人が逮捕される。最悪の場合は逮捕される。 そのため、ハワイには日本語対応のベビーシッター・サービスや、託児施設の置かれたホテルもある。 車を運転する際、4歳未満はチャイルドシートの着用、4歳から9歳未満はブースターシートの原則着用、18歳未満は後部座席に座りシートベルトの着用が義務づけられている。 違反者は最大500ドルの罰金と、4時間の安全講習を受けなければならない。 子ともを叱るときも要注意 アメリカでは「体罰は全て虐待」と見なされる。 大人の喧嘩はもちろん、親が子供の頭を叩いても虐待と見なされ逮捕される。 また12歳以下の子供だけをホテルのお部屋に置いておくのも幼児虐待となり、大人が逮捕されますのでご注意ください。 習慣・マナー レストランでのマナー ファストフード店以外は、勝手に席につかず、店員が案内してくれるのを待つのが常識。ビーチに面したカジュアルなレストラン以外は水着のままの入店はお断りとなる。ガウン、ムームーなどを着用しよう。 高級レストランにはドレスコードのある店もある。男性の場合襟付きのシャツ着用。 ビーチサンダルなどはまず不可となる。 、女性はワンピースやスーツなど。アロハシャツやムームーも可。 チップ フードコートのように、自分でカウンターで注文して、傍らのテーブルへ自分で運んでくるタイプのセルフサービスのところではチップは不要。 ラーメンの店でも、たとえわずかでも従業員がテーブルまで飲食物を運んでくる場合には必ずその係員にへのチップが必要になる。チップが彼らにとっては収入の一部となっている。 支払の際に合計金額のおおよそ15〜20%をチップとして加算して支払う。 クレジットカードで支払う場合には、チップの金額を自分で記入して合計を書き込むようになっている。 チップの習慣のないアジア各国からの旅行者が多いハワイでは、勘定書にチップがあらかじめ記入されている場合もある。 勘定書をよく見てから支払う習慣をつけておかないといけない。 ブッフェスタイルのレストランでは、10%程度をテーブルに置いて席を立つ。 そのほかのチップは以下の通り ビューティサロン・スパ: 15〜20% マッサージ: 15〜20% タクシー: 10%(荷物を手伝ってもらった場合は1個につきプラス$1) ポーター/ドアマン:荷物1個につき$1 ホテルのハウスキーピング:何か特別に頼んだ場合$2 |