概要
カッパドキアのほぼ中央部、ギョレメ国立公園の西はずれに位置する。
ネヴシェヒルからは東へ7kmの距離になる。

中心地に高さ60mの巨大な一枚岩の城塞があり、ここからの眺めはギョレメ国立公園の中でも最も美しいところのひとつとなっている。
とくに、夕暮れ時の眺めはすばらしく、カッパドキアを造りだした火山であるエルジエス(3916m)、ハサン(3268m)、メレンディズまでが見渡せる

石灰華、溶岩を含んだ柔らかい火山灰でできた起伏のある土地にはブドウ畑が広がる。
岩壁の表面にはいくつもの穴が開いているが、これは鳩の巣で、ここの住民たちはここから鳩の糞を集め、ブドウ畑の肥料として使っていた。

この城壁の周辺には小さな村が点在し、そこにこじんまりした宿泊施設もある。中には岩壁をくりぬいたペンションなどもある。