概要

イスタンブールから南東へ約20km、マルマラ海に浮かぶ大小9つの島々からなるリゾート地。
うち4つの島に連絡船が寄港する。
-スルタンがハレムにたくさんの女性を囲い込んで、そこで生まれた数多くの子供(王子)たちが幽閉されたためにこの名がついたと言われる。
19世紀には、ギリシャ、アメリカの資本がリゾート地として開発するようになり、以来イスタンブールに居住する人たちの避暑地として別荘地が広がっている。


アクセス
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-エミノニュやカバタシュから出発し、アジア側のカドキョイ地区に寄港してから、
ビュユック島までに、クナル島Kinaliada、ブルガズ島Burgazada、へイベリ島Heybeliadaの順に止まり、最後に最も大きな島ビュユック島 Buykadaに到着する。
普通の連絡船で約1時間30分、夏季にはビュユック島へ直行する高速船も就航する。約45分で到着する。


ビュユック島 Buykada
-ビュユック島桟橋を出た前のイシュケレ広場Iskele Meydanl(埠頭広場)の正面に時計塔のある建物が立ち、左手に4人乗りの馬車が島内周遊1時間のツアーのために列を作って待機している。
-島の中には、セント・ジョージ・ギリシャ修道会Greek Monastery of St.George、19世紀建造の木造民家も点在している。この国の大臣のための豪華な保養施設アナドル・クラブなどもあり、初代大統領ケマル・アタテュルクも訪れたことがあるという。
桟橋に沿った海辺にはシーフードレストランが軒を連ねている。


へイベリ島Heybeliada
ビュユック島ほどの観光向きではない。
桟橋近くにトルコ海軍学校がある。
エリザベス1世時代にオスマントルコ帝国時代に大使を務めたエドワード・バートン卿(1598年没)の墓が海軍学校の敷地内にある。
桟橋近くから島内を50分で一周する馬車がある。