概要 プリエネの南約25kmにある。 ヘレニズム期に政治、商業の中心として栄えたイオニア人の都市遺跡。 ひときわ大きな大劇場が見える。 BC6世紀頃ギリシア人による移民が始まり、その後、学問・文化の都市として発展して、哲学、科学、歴史、地理、建築などの分野で多くの学者たちがこの地に集まり、多くの腎人を輩出するようになった。 アルファベットも発明され、ギリシア語の標準文字として使われるようになっていった。この地には紀元前2000年紀の中頃から植民による集落が存在していた。 重要な交易と政治の中心地として繁栄していたが、河口の沖積により海が遠ざかり、 やがて交易は次第に衰退し、町も衰退していった。 保存状態がいいので現在も2〜4世紀のローマ時代の遺跡を見ることができる。 アクセス 直通のミニバスなどはない。 ショケかディディマ行きのミニバスで途中下車。便数が少ない。 または、ショケからバラトBalat行きの乗り合いタクシー(ドルムシュ)でミレトスとの分岐点で降ろしてもらう。 プリエネなどと一緒に見るために滞在地からタクシーをチャーターしたほうが時間的には好ましい。 ミレトス遺跡のおもな見どころ 大劇場 収容人員2万5000人 ファウステイナ浴場 体育場 アゴラ 港の記念碑 ミレトス博物館 Miletus Muzesi 大劇場から南へ1km歩く。 |