概要
コンヤKonyaから南西方向へ約113km、車で2時間に位置する。
セルジュク時代が崩壌すると、アナトリア中部は統治者の異なるいくつかの地方に分かれ、しばらくの間カラマンが地域の中心地となっていた。
13世紀と14世紀のすぐれた建造物が残されている。
コンヤからもカッパドキアからもメイジャーの観光ルートから少しそれたところに位置するため、旅行者の数も少ない。


カラマンの見どころ
ハジュペイラル・ジャミイHacibeyter Camii:
入口部分は1358年に建てられた。
1370年に建てられたマデル・イ・メヴラーナ・ジャミー Maderi Mevlana Camiはメヴラーナの母親の墓所であり、入口の上にはダルウイーシュ(イスラム教の托鉢僧)風のフェルト帽が刻まれている。
隣接するハマムhamam(浴場)は現在も使用されている。

ユヌス・エムレtジャミイ Yunus Emre Camii:
トルコの偉大な詩人ユヌス・エムレの墓(1320年)がある。
詩の庭園の壁には彼の詩句の抜粋が刻まれている。

カラマン博物館Karaman Muzesi:
タシュカレTaskaleやジャンハサンCanhasanなど周辺地区で発見されたものが展示されている。
月曜休み。


カラマン周辺の見どころ
ビンビルキリセ Binbirkilise
カラマンから北へカラピナル Kaarapinar方向へ約15kmに位置する。
荒涼とした丘の斜面にビザンチン様式の教会跡が点在している。1001の教会として知られている。