エディルネ

概要
トルコの西端、ヨーロッパ側の東トラキア地方の国境地帯の中心都市。
市内からギリシャ国境まで7km、ブルガリア国境まで18kmの国境の町。人口は約12万人。
ブルガリアから、ギリシャとトルコの国境地帯を流れるメリチ川が、その支流トゥンジャ川と合流する地域になる。
オスマントルコ帝国時代に2番目の首都として栄えた都で、多くの美しいモスクや歴史ある建物が残る。
セリミエ・モスクと付属施設が、2011年に世界文化遺産に登録された。
スルタン・セリム2世の命で、建築家ミマール・シナンが1568年から1574年に建設した建築群で、シナン自身が最高傑作としており、イスラーム建築の最高到達点の一つと言われている。

手工芸が盛んで、彫刻や木の染色、皮革工芸などが有名。
毎年6月にはトゥンジャ川の中州の草原でトルコの伝統競技であるオイルレスリングが開催される。


アクセス
バス
長距離バスターミナルから各バス会社のエディルネ行きが15〜30分間隔で運行されている。235km、約2時間半