概要 エーゲ海のトルコ領の島で人の居住する2つの島の一つ。(もう一つはギョクチェ島) トロイア戦争の舞台になったテネドス島Tenedos(ギリシャ語名)がトルコ領になってボズジャ島となった。 1922年ギリシャ・トルコ戦争後、他民族国家のオスマン帝国からトルコ共和国になると同時にお互いの国に住んでいたギリシャ人・トルコ人をそれぞれの国へ戻す政策がとられた。(1922〜1923) ボズジャ島 Bozcaadaもギリシャ人の多い島だったのでギリシャに戻った人々も多いが、居残った人もいて、教会も健在、文化も残しながらトルコ人として生活している。 トルコ国内には、他にもこのように移住政策により、住民の交換が行われた地域として、ギョクチェアダとかシリンジ村などがある。 そういうところはワイン作りも盛んで、このボズジャ島もワインで、トルコでも有数の銘柄のワインができるの産地だ。 街の中には3か所のワイナリーがあり、それぞれはガイド付きツアーがある。 丘陵地帯にはぶどう畑の広がっている。 港には中世の巨大な城塞がそびえている。 城塞の後ろにはギリシャ時代の教会が残されている。 静かなたたずまいの町は、石畳の凸凹した道の両側に古びた家々が建ち並んでいる。 島の南側にはビーチが点在する。 島の宿泊施設やレストランは町の中にあり、古い家屋を使ったこじんまりしたものとなる。ペンションタイプも多い。 夏場の4ヶ月が稼ぎ時で、オフシーズンには女達はジャムを作ったりしている。男達は家やボートの補修や出稼ぎなどで生計を立てる。 夏には溢れんばかりのトルコ人のリゾート地になるが、物価は比較的高く、欧風的なオシャレな店が多い。 閑散とした冬に行くのを好む人もいて、 画家や小説家などが長期滞在している。 島の交通は乗り合いタクシーのドルムシュ。 港近くのカフェではレンタサイクルもある。(Jitu Kauer) アクセス イスタンブルからチャナッカレまでバスで6時間、 チャナッカレからドルムシュまたはタクシーで南のGeyikli港へ約1時間走る。 夏季は島までフェリーが1日4便往復している。冬季は1〜2便。 夏はチャナカレから金曜日と土曜日だけ1日3回、直行船がでている(約50分)が天気が悪いと欠航する。 島めぐり: 小さな島なので簡単。 波止場から城が見える、ワイン工場を見学したり・・・ペンションやホテル、レストランが並んで夏場の4ヶ月が稼ぎ時、オフ時には女達はジャムを作ったり・・・男達は家やボートの補修や出稼ぎやらで生計を立てる。 夏には溢れんばかりのトルコ人のリゾート地になるが、物価は高いく、チョット欧風的なオシャレな店が多い。 閑散とした冬に行くのが格別だという人もいて、 画家や小説家などが住んでいたりもするようです。 花粉時には住んでみてはいかがでしょう 住民交換= トルコ近代史 1922年ギリシャトルコ戦争後(イギリスがギリシャにトルコをやっつけるように仕掛け、ギリシャの勝利を確信していたけれどトルコが勝利・・・イギリスの植民地のアテは外れた)、他民族国家のオスマン帝国からトルコ共和国になると同時にお互いの国に済んでいたギリシャ人トルコ人をそれぞれの国へ戻す政策がとられた。(1923〜1924) Bozcaadaもギリシャ人の多い島だったのでギリシャに戻った人々も多いが、居残った人もいて、教会も健在、文化も残しながらトルコ人として生活している。他にもギョクチェアダとかシリンジ村とかそのような場所が数箇所あります。そういうところはワイン作りも盛んですね |