概要
人口3万人
ベルガマ北約40kmにあるエーゲ海沿岸の小さな町。
近くにあるアイヴァジュクAyvaclkと間違わないように注意を要する。
オリーブオイルの生産が一大産業となっており、街の中の多くの店でオリーブオイル製品を販売している。
トルコ人のリゾート地で、夏にはイスタンブーツなどからバカンスを過ごす人たちで混雑する。
沖には島々が点在する。港に面しているすぐ目の前の小島がジェンダCundaとして知られるアリベイ島Alibey Island(アリベイ・アダスAlibey Adasl)。細い道で本土と結ばれているが、船で渡ることもできる。

夏のシーズン中はエーゲ海沿岸の各地からもクルーズ船が出ている。
オフシーズンは閑散としているが、トルコを周遊する日本のツアーではトロイからイスタンブールへの中継地としてここに宿泊するものが多い。
ギリシャ領のレスボス島Lesvos行きフェリーも出ている。
第一次世界大戦が終了するまでオスマン帝国のギリシャ人が居住していた。
1920年代にギリシャ人とトルコ人が入れ替わり、レスボス島やクレタ島の居住していたギリシャ語を話すトルコ人がこの地に移り住むようになってきた。
そのため、この町のモスクの大半は当時ギリシャ正教の教会だったものが造り替えられた。
周辺には人気の高いビーチが沢山ある。
中でも長い白砂ビーチが続くサルムサクルは最も人いいが高いところ。



近郊
アリベイ島Alibey Island
ギリシャ式教会跡が残る。
中央広場の近くから出航する船で15分。

チャムルックGamllk

オルタ・チャムルックOrta Camlik

サルムサクル・プラジSarlmsakli Plaj(ガーリック・ビーチGarlicBeach)
市街地から7km南、ミニバスで約30分で行かれる。

シェイタン・ソフラスSeytan Sofrasi(悪魔のテーブル)
町の南9kmに位置する丘。頂から周囲の島々が一望できる。
特にサンセットが素晴らしいが、タクシーを使わないと、帰路の便がなくなる。

ベフラムカレ(アツソス)Behramkaka(Assos)
ベルガマから約40km北、チャナッカレとアイワルクの間にあるリゾート地のひとつ。
近郊にアソスの遺跡がある。紀元前4世紀頃に学問が盛んだった都市で、アリストテレスも滞在したといわれている。
エーゲ海を見下ろす丘にはドリス様式のアテナ神殿跡や劇場跡が残る。
日曜にはアイヴアルクからアッソスAssosへ往復するクルーズがある。

レスボス島(ギリシャ)
6月から9月までは毎日、船がへ向かう。
冬期は1週間に1便程度の運航となる。
夏期は日帰りも可能。前日にチケットを購入して事務手続きをしないといけない。その際にはパスポートが要る。