概要 イズミール IzmirとデニズリDenizliの中間に位置する人口12万人の町。 北をアイドゥン山Mt.Aydin(アイドゥン・ダーウAydin Dagi)、南をメンテシェ山Mt.Mentese(メンテシェ・ダーウ Mentese Dagi)の山岳地帯を流れるメンデレス川のビュユク・メンデレス渓谷Buyuk Menderesの中心に位置する。 農業に適した肥沃で生産性の高い土地として知られている。 特に、オトジクの栽培で知られる。 トルコの東西を結ぶ幹線道路にあり、デニズリDenizliやブルドゥルBurdurやウスパルタIspartaへの鉄道も通っている。 元々ギリシャ人が多く居住していたところだったが、独立戦争中にギリシャ軍が占領していて、終戦で引き揚げる際に町を徹底的に破壊してしまったため、昔の面影はほとんどない。 町の中心地から750m坂道を上がったところに考古学博物館がある。 周辺で発掘された彫像などが展示されている。 大広場から上り坂を上るとArchaeoIogyMuseumがあり、そこにはアフロディシアスAfrodisias、ディディマDidyma、ミレトスMiletus、プリエネPriene、トラレスTrallesで発掘された物や、なかにはアテナやニケの彫像やマルクス・アウレリウスの半身像もある。 |