概要
アンカラから東に230kmにある人口10万人以上を抱える近代都市で急成長を遂げている。
カッパドキアの中でも、ギョレメ国立公園には最も遠いエリアになる。
ローマ時代からあった街だが、建造物は何も残っていない。わずかばかりの遺跡が残るのみだ。
町の中心は、アタチュルク像のある中央広場ヒュキュメット広場。
広場に面して近代的なクルシュンル・ジャミーKursunlu Camiiが建つ。
中心の通りはこの広場から延びるアンカラ通りAnkara Caddesi。
この町にはバスターミナル(オトガル)が2つあり、古いターミナルEski Otogarの方は中心地へ200mほどのところになるが、新しい方は街から3km離れている。古いターミナルまではシャトルバスもあるが、分かりにくい。


アクセス
バス
アンカラから3時間30分、ネヴシェヒルから所要1時間、ニーデNigdeから1時間30分、


見どころ
ウル・ジャミー Ulu Cami:
1408〜09年、セルジュク後のベイリク時代に建築されたもの。
当時の装飾が残されている。
その後改修が行われ、現在のミナレット(尖塔)はオスマン帝国時代のもの。

アクサライ博物館 Aksaray Museum
内部の展示物よりも、建物そのものに見る価値がある。
入場無料、8:00〜12:00、13:30〜17:30


アクサライ周辺:
アクサライAksarayと北東にあるネヴシェヒルNevsehirの間の道路は世界最古の貿易路の一つである。
通りには、3つのキャラバンサライ(隊商宿)の遺跡があり、アクサライから1〜2時間ほどでそれら3つを訪れることができる。
いずれも入場料が必要になる。アクサライからタクシーでこの3ヶ所のキャラバン・サライまで往復すると約1時間、10ユーロほど。

アウズカラ・ハヌAgzikara Ham:
アクサライの北東16km.
123l〜1239年にかけて建てられたもので保存状態がのよい。

テペシデルク・ハヌTepesidelik Hani
アクサライの北東23km.
13世紀のもので、やや保存状態が劣る

アライ・ハヌAlay Hani
テペシデルク・ハヌよりさらに10km先。
12世紀のもの。