イスラム圏の中では、最も簡単な出入国検査の国のひとつだ。
一方、セキュリティは非常に厳重で、特に出発便には厳重なセキュリティチェックが行われている。


ビサ・旅券有効期間
観光・業務目的の場合は3ヶ月以内は免除されている。
旅券の有効期間は到着日から3か月以上、プラス滞在予定期間。
3か月以上滞在予定の場合には、出発前にビザを取得しなければならない。


在日公館 トルコ共和国大使館
〒150-0001 渋谷区神宮前2丁目33-6
TEL:03-3470-5131/5
申請書用紙サイト;
http://www.turkey.jp/jp/consularvisa.htm


入 国
入国カード:入国カード記入の必要はない。
イエローカード:不要

入国審査 Immigration;
ヨーロッパの主要国同様、簡単にパスポートチェックが行われるだけ。
入国のスタンプが押される。
乗継で、国内便で地方都市へ移動する場合には、ゲートウエイ(イスタンブール)空港で入国審査だけ行われる。荷物はスルーで最終目的地まで送られる。
乗継便の入国審査場が別になっているので、「Connecting Flight」「Transit」の表示を追いかけてゲートに進む。
イスタンブールのアタチュルク空港は到着ゲートと国内線ゲートまで現在は通路でつながっているが、かなり離れている場合が多い。はじめにイスタンブールへの入国審査場が出てくる場合などは、その先に国内線向けの入国審査場があるので、迷うことがある。不安だったら、近くにいる空港職員に尋ねるといい。Transit?

税関検査 Custom
ターンテーブルから自分の荷物を取り出して出口へ進む。
税関職員が私服なので、だれが税関職員かわからないほどだ。
ただし、大きな段ボール箱などを持ち込むと、呼び止められ、中味を尋ねられる。

持込制限品目
(免税対象)
外貨:無制限 
現地通貨:
5,000USD相当額迄
5,000米ドル相当以上のトルコ通貨を持ち込んだり、持ち出すことは禁じられている。
タバコ:
200本と葉巻50本または刻みタバコ200グラムと巻紙200枚、パイプタバコ200グラムまたはかぎタバコ50グラム。
(上記に加え、タバコ400本、葉巻100 本、パイプタバコ500 グラムを入国時にトルコの免税店で購入できる)
酒:
ワイン又は蒸留酒100ccを5本(70MLを7本)
香水:
5本(各120mlまで) 15,000USD相当額 
コーヒー:1.5kg、インスタントコーヒー1.5kg、紅茶500 グラム
チョコレート:1 kg、菓子1 kg
ポータブル・タイプライター:1台
カメラ:1台とフィルム5本
貴重品:15,000 米ドル以上の価値のある品物は、出国時の証明のために、入国時にパスポートに登録しておく必要があります。
骨董品を持ち込む場合は、出国時の混乱を避けるために入国時にパスポートに登録しておく必要がある。
贈答品:
300 ユーロ(15 歳未満は、145 ユーロ)相当以下の贈答品は取引目的でない限り無税。
また、投函した郵便局の消印が以下の祝日の前後1カ月以内であれば、300ユーロ相当以下の贈答品を無税でトルコ国内へ郵送できる。:砂糖祭、犠牲祭、新年

持込禁止品
マリファナ・麻薬
違反者には国籍を問わず厳しい罰則が科せられる。
鋭利な刃物道具(キャンピングナイフなど)や武器は、特別な許可がない限り国内に持ち込めない。


出 国
トルコはテロなどの警戒が厳重で、セキュリティチェックが厳しい。
空港では2度のチェックがある。
まず空港ビルの中に入るところで、最初のセキュリティチェックがある。
スーツケース、手持ちのバック、コート・ジャンパーなどは脱いでトレーに入れてX線を通す。ノートパソコンもバッグから出してトレーに入れる。
さらに、チェックインののち、出国審査場を通り、搭乗ゲートの近くで、まったく同様の検査がもう一度行われる。
こちらはさらに厳しい。
履物も脱がなくてはならない場合もある。
ペットボトルは中に液体が入っていたらすべて没収される。
X線検査の直前に、液体の入ったボトルを捨てる大きなゴミ入れが用意されている。
ペースト状のはちみつやジャムも没収される。栓をしっかりして、スーツケースにしまってチェックインしておく方がいい。
空港待合ロビーの中の売店で購入したものでも同じだ。ゲートへ進む前にすべて飲んでしまう。

出国税;
航空券に切り込んである。

持出禁止制限品目;
通貨:USD5,000相当額 
カーペット(新品):購入証明書が必要。贈答品および土産物でも同様。
カーペット(古品):博物館の証明が必要。贈答品および土産物でも同様。

禁止品:
骨董品 
鉱物:特別の書類が必要 
貴重品:入国時登録した物,正規両替の外貨で購入証明のあるものに限る。