トルコへのアクセス 空路: ゲートウエイはイスタンブール。 アンカラ(首都)への直行便はヨーロッパからの一部路線に限定される。~^ 日本から、アナトリア地方の各都市へはイスタンブール乗継となる。 各航空会社便とも、夏季と冬季でスケジュールが変更になるので、予約の際には、確認の必要がある。 日本からの直行便: 詳しくはこちら 鉄道: 国際列車: 近隣のヨーロッパ、ベオグラード、ブカレスト、ソフィアからイスタンブール・シルケジ駅までの直通列車バルカン急行Bulkan Expressが運行されている。 鉄道パス: バルカン・フレキシーパス バルカン・フレキシーパスは、ブルガリア、 ギリシャ、 マケドニア旧ユーゴスラビア、 セルビア - モンテネグロ、 ルーマニア、 トルコ各国の鉄道網に有効のパス。 フレキシーパスの特徴 1カ月有効期間のうちに、鉄道を利用する日を5日、10日、15日間の中から選択できる。 3種類のパスがある。 大人向け、子供向けを含め各パスは1等のみ フレキシーパス(以下の2種類に該当しない人向け) ユースパス:パスの使用開始日に12歳以上、26歳未満のの旅行者向け。 シニアパス:パスの使用開始日に60歳以上の旅行者向け。 フェリー: イタリア航路航路がある 国内航路では、地中海、エーゲ海、マルマラ海沿岸都市イスタンブールと結んでいるものがある。 国内の交通機関(地方都市へのアクセス) 面積が日本に2倍あるトルコは、南北約1550km、東西約670kmあり、主要な都市へ行くのには航空便以外は非常に時間がかかる。 空路: 地方都市間の便は限定的で、大部分はイスタンブールが発着地となっている。 トルコはツアーで訪れる旅行者が多いため、地方の空港には市内へのバスやタクシーはあるが、空港から直接郊外やほかの都市への交通機関はほとんどない。市内のバスターミナルへ移動しないといけない。 鉄道 アナトリア地方に限定的に路線があり、1日数本運行されている。 新幹線: イスタンブールと首都アンカラ館を高速新幹線YHTで結ぶ計画で工事がすすめられている。 現在は、アンカラAnkara〜エスキシェヒルEskiisehir間で営業運転している。 所要時間1時間30分、毎日6〜7往復(利用者が少ないため運行本数が変わることがある) イスタンブール〜エスキシェヒル間は工事中で、ボスボラス海峡の海底トンネルは日本の企業により工事がすすめられている イスタンブール・ハイダルパシャ駅〜エスキシェヒル間は連絡在来線で約4‐5時間、 イスタンブール〜アンカラ間 トルコ最大都市イスタンブールと首都アンカラは人々の往来も多く、空路、長距離バスとも頻繁に発着しているが、この区間は鉄道も運行されている。 多くが旅行者に人気で、ツアーなどではアンカラ〜イスタンブールを寝台特急で移動するものも多い。 寝台特急が毎日3便、昼間の便が3便ある。寝台特急では朝食が食堂車でサービスされる。 日本で新幹線が運行される以前の寝台特急レベルで、2段式個室で、小さな洗面台がついている。 バス 鉄道が充実していないため、陸路の移動は大部分が長距離バスとなる。 ゲートウエイになる最大都市イスタンブールからは、主要都市や観光地に直通バスがたくさん運行されている。 運営会社も多く、競争が激しいため、価格競争しているもの、車内の豪華さを売りにしているものなどさまざまある。 バスターミナルはオルガというが、イスタンブールにはヨーロッパ側とアジア側に1か所ずつある。 ドルムッシュ 8人乗れる小さな乗り合いタクシーで、イスタンブールでは少なくなっているが、地方都市では、近隣の村や町への唯一の交通機関となっている。 旅行者にはあまり利用しやすくない。 タクシー: トルコではどこでも車のボディが黄色に統一されている。 4人乗りで、イスタンブールでは中型車が主流だが、地方ではミニボックスタイプのハッチバックの車が多く、スーツケースなど大きな荷物を載せるときには。後部座席を倒して乗せられるようになっている。 イスタンブール以外は、タクシーにメーターがないので、乗る前に運転手と交渉する。 大方、低料金が決まっているので、ホテルなどで料金を聞いておいて、呼んでもらうといい。 道路事情 一般的に、東西には主要都市間に高速道路網が少しずつ整備されていて、路面も安定し高速運転ができるようになっている。 一方、南北を走る道路は山越えも多く、主要幹線道路でも概して路面状態が良くないので、スピードが出せないため時間がかかる。 高速道路は有料で、100km/h以上で走ることができるが、一般道路は高速道路並みの分離帯がある片側2車線に整備されつつあるが、まだ多くが1車線ずつの道路も多い。 冬季は中部・東部地方では凍結し、南部では高温でアスファルトの溶解が進み、路面をたびたび補修するため、でこぼこした道になっている。 山越えの道路も多いため、平均時速50km/hほどで所要時間の計算をしておくといい。 |