台湾の料理・飲食材
台湾には内戦を避けて多数の中国人が大陸各地からり流入してきたため、伝統的な北京、上海、広東、四川、湖南といった中国各地の料理が本場の中国(大陸側)よりも食べられる。
加えて、福建料理をベースとして台湾で発展した台湾料理がある。担々麺、台湾素食という精進料理などはよく知られるところである。
食材としては、ビーフン(米粉)カキ、サバヒー、カラスミ、メボウキ、エシャロット、といったものがある。
また、日本統治時代に生まれたおでん、寿司もある。

台湾観光協会のサイトにグルメガイドがある。


台湾のお茶


酒類
ビール
台湾のビールには「台湾ビール」と「龍泉ビール」という銘柄がある。
それぞれアルコール度のちがう数種類の製品を出している。
日本の銘柄も広く出回っている。日本での値段より課税率の差で安いが、地元のビールより若干高い。

紹興酒
日本の日本酒を飲まれているように、台湾で広く飲まれているお酒
もち米、蓬莱米、小麦などを原料にとして作られる醸造酒。
日本で中華料理店でもおなじみのもので、甘みがある。
特に南投県埔里産が美味しいとされる。

夢蝶(むちょう)
最近になって広く出回ってきている。
紹興酒を蒸留してつくられた米焼酎。

高梁酒(こうりゃん酒)
高梁など種々の穀類、サトウキビ、リュウゼツラン、果物を原料とする蒸留酒で、金門島産が有名である。
品質は産地、熟成期間により等級基準が分けられている。
55度ほどの強いもので、町ではオンザロックやカクテルにして飲まれたりする。

台湾 茅台酒(マオタイシュ)
高粱(イネ科のコウリャン)と小麦を主原料に、発酵と蒸留を何度も繰り返して造られる。
茅台酒はもともと中国・貴州省茅台で作られているもので、かつて国営企業だったところが民営化された醸造所一社で認められているブランドで、茅台村でも類似品を醸造するところが数百ある。本物は中国でも超高級品として扱われている。
台湾では同じ製造方法で醸造されたものを、台湾茅台酒と称して販売されている。瓶の形状は中国・貴州省のものと全く違う。中国・貴州省の本物の茅台酒が台湾で出回ることは全くない。

ワイン
台湾産のワインもある。
アルコール風味のぶどうジュースといったところか。
銘柄は玉泉紅麹葡萄酒(品種:カベルネソーヴィニオン)
ワイン好みに、味はともかく話のタネに。