台湾の交通事情 台湾へのアクセス 直行便発着都市 成田〜台北・桃園空港 羽田〜台北・松山空港 成田〜高雄 名古屋〜台北 名古屋〜高雄 関空〜台北 広島〜台北 福岡〜台北 札幌〜台北 仙台〜台北 沖縄〜台北 小松〜台北 宮崎〜台北 鹿児島〜台北 (利用状況や時期によって運行本数の増減や運休など、頻繁に運行状況が変化するので利用するときに確認して予約をする必要がある) 台湾へ就航している航空会社 チャイナエアライン(CI) エバー航空(BR) 日本航空(JL)、 キャセイパシフィック航空(CX)、 デルタ航空(DL)、 ユナイテッド航空(UA) 他の航空会社による共同運航 全日空(NH): アメリカン航空(AA) 台北までの所要時間 東京から3時間20分 大阪・名古屋から3時間、 福岡から2時間20分 札幌より約4時間 沖縄より約1時間 国際線の空港; 台北:桃園国際空港(TPE) 台北:松山空港(TSA) 高雄:高雄国際空港(KHH) 国内線航空網 主要都市は航空路線があり、すべて1時間で結ばれている。 新幹線など鉄道網の整備で、区間によっては航空便の運航路線や本数に増減が生じる。 国内線就都市空港 台北松山空港(TSA)Taipei Songshan Airport 高雄空港(KHH) Kaohsiung International Airport 台中空港(RMQ)Taichung Airport 日月潭空港(SMT)Sun Moon Lake Airport 嘉義空港(CYI)Chiayi Airport 台南空港(TNN)Tainan Airport 台東空港(TTT)Taitung Airport 花蓮空港(HUN)Hualien Airport 望安空港(WOT)Wangan Airport 梨山空港(LHN) Lishan Airport 屏東空港(PIF)Pingtung Airport 恒春空港(HCN) Qimei Airport (離島) 奇空港(CMJ)Chi Mei Airport 澎湖(馬公)空港(MZG)Magong Airport 七美空港 金門空港(KNH)Kinmen Airport 馬祖南竿空港 (LZN)Nangan Airport 馬祖松北竿空港(MFK)Matsu Beigan Airport 緑島空港(GNI)Lyudao Airport 蘭嶼島KYD Lanyu Airport 国内線航空会社 遠東航空 Far Eastern Air Transport (FAT) 復興航空 Trans Asia Airlines (TNA) 立栄航空 Uni Airways (UNI) 瑞聯航空 U-Land Airlines (ULA) 徳安航空 Daily Air (DAC) 華信航空 Mandarin Airlines 台湾の鉄道; 台湾の鉄道路線図 中央部を高い山脈が樹関している台湾では海岸沿いの都市が集中しており、鉄道網も海岸沿いを中心に整備されている。 2007年1月に開業の高速鉄道(新幹線)が西海岸沿いを南北に運行されている。 途中の主要都市12にも駅ができていて、各地へのアクセスが便利になっている。 在来線も並行して運航されており、海岸沿いの鉄道網は発達している。 一部、山岳地方へ入るローカル線が存在する。 全ての列車が全面禁煙。 台湾高速鉄道(新幹線);2007年1月に開業 (台北〜高雄・左営駅)最速80分 全線345km、12駅 (高鉄)南港/台北/板橋/桃園/新竹/苗栗/台中/彰化/雲林/嘉義/台南/高雄 座席; 普通2+3、グリーン2+2 JR東海700系ベースにした700T型 12両編成 986席 各車両の端に、スーツケースなどの荷物を置けるスペースがある。 在来線 (特徴) 等級差がない。モノクラス 駅構内、車内すべて公共の場では禁煙。 列車の種類によって運賃が異なる 列車の種類、 普通車、各駅停車、ほとんどエアコンがない。 平快車(快速)中・長距離用、ほとんどの駅に停車・エアコン完備 復興号(準急)全席指定・簡易リクライニングシート ?光号(急行)(草冠に呂)全席指定 自強号(特急)全席指定 このほかに、大都市圏には通勤・通学用に「通勤電聯車」がある。自由席・エアコン完備 乗車券(チケット) 日本と同様、駅の窓口又は自動券売機で購入します(窓口は当日と翌日以降に分かれています)。 普通車、平快車以外は全席指定で、指定券は乗車の3日前から駅の窓口で購入できる。 運賃体系が日本のJRと若干異なる。 台湾鉄道ではキロ当たりの運賃が列車種別ごとに決められている。 日本JRは最終目的地までの普通乗車券と特急などを利用する場合には、利用区間の特急券が別になっているが、台湾は一緒になっていて、利用区間ごとに乗車券・特急券が一つになっている。 つまり、A駅〜(特急)〜B駅(乗継)〜(普通車)〜C駅を旅行する場合、 A駅〜B駅間の切符(特急券込の一枚のチケット) B駅〜C駅のチケット あわせて2枚購入することとなる。 言葉の苦手な人は窓口で紙に行き先・時刻・列車番号・人数を書いて提示して購入するといい。 路線; 西部幹線(縦貫線): 基隆〜台北〜鶯歌〜新竹〜台中〜嘉義〜台南〜高雄 東部幹線(宣蘭線、北廻線、花東線): 樹林〜台北〜基隆〜宣蘭〜花蓮〜台東 未電化区間があり、西部より時間がかかる 南部幹線(屏東線、南廻線): 高雄〜台東 (1992年開通) ローカル線 平渓線 東部幹線の三貂嶺から菁桐までの15qのローカル線 基隆河中流沿いの渓谷美をゆったりと堪能でき旅情豊かなローカル線 日本統治時代に炭坑線として整備されタ路線。終点駅の菁桐は1931年当事の駅舎が修復されて、現在も使われている。 運行本数は1時間に1本あるかないか。往復の発車時刻の確認は欠かせない。 平渓線一日周遊券 台北から1時間程度で行けるところで、瑞芳〜菁桐間が一日乗り放題のフリー切符もある。 内湾線 西部幹線の新竹から内湾までの30km 農作物やセメントなどを輸送するための貨物路線で、旅客の利用はない。 集集線 西部幹線のニ水から車站まで30km。途中の水里からはバスで日月潭へ行くことが出来る日本統治時代の集集駅の木造駅舎が当時の面影を残している。 水里郊外には台湾最古の陶芸用の窯がある水里蛇窯陶芸文化園区がある。 1999年の大震災で壊滅的な被害を受けたが、2001年2月に復旧されている。 台北駅から西部幹線で二水駅まで約4時間(急行・準急) 日月潭へは途中駅水里からバスで約40分 阿里山森林鉄道 西部幹線嘉義駅からの登山鉄道。片道3時間 全長約71km、標高差約2250mの鉄道。 急勾配をスイッチバックを繰返し登っていく。世界3大山岳鉄道の一つに数えられている。 台風で被害のため途中で寸断することもあり、最新運行情報は出発前に確認が必要だ。しなお、阿里山森林鉄道は台湾鉄道ではなく、林務局が管理する鉄道で、乗車券は台湾鉄道の嘉義駅または台北市内の現地旅行代理店にて発売されている。 時刻表 主要駅内の売店で売っている。中国語だがわかりやすく編集されている。 鉄道時刻表サイト 都市交通 MRT (Mass Rapid Transit) 都市交通網として,台北市内と高雄市内で運行されている。市内中心地は地下鉄となる。 台北捷運 Metro Taipei, 台北の東西南北を網羅し、市街中心地を外れて分岐し、住宅地へと結ばれている。 台北市民には欠かせない交通機関となっている。 乗車にはICチップが搭載されたトークン(乗車券)を駅の販売機で購入できるほかに、旅行者には便利な一日乗車券や二日乗車券、チャージして何度でも使用可能なプリペイド式の乗車カードなどが駅構内で購入でえきる。 台北捷運サイト 悠遊カード Easy Card 台北とその近郊を中心とする鉄道・バスで通用するICカード乗車券。 日本のSUICA(首都圏)と同様のもの。 台北市、新北市、基隆市、宜蘭県、馬祖地区及び一部台湾北部、台湾中部(高速バス) で通用する。 くわしくはこちら 高雄捷運 KRTS-Kaohsiung Rapid Transit System 2008年に開通。高速鉄道の左営駅(高雄)から高雄小港国際空港へのアクセスに便利な南北を走る紅線(レッドライン)と、東西を走る橘線(オレンジライン)が現在運行中。 長距離バス; 台湾本島のほぼ全域をカバーしている。 鉄道や飛行機に比べてチケットが安いのが魅力的だが、道路状況により遅れる場合もある。 多くが台北から大都市間に運行している。 各都市ともバス会社ごとにバスターミナルがあり、発着場所がばらばらでわかりにくい。台北では駅周辺に集まっている。 最大の路線網を持つのは国光客運で、もともと国営の台汽客運が民営化されたもの。 台北市内には複数のターミナルを持ち、行き先別に分かれている。 ほかにもいくつかのバス会社がある。 各バス会社では、クラスがあり、座席幅やエアコン・トイレの有無などの格差がある。 (国光客運の場合) 台北の発着ターミナル 国光東ターミナル;桃園空港、基隆行き 国光北ターミナル;新竹、桃園、蘇澳行き 国光西ターミナル;高雄、台中、台南方面行き (クラス) 装備や停車箇所の数によってクラスが分かれている 国光号(全席指定): ハイデッカーのデラックスバスでトランクルームが大きい。リクライニングシート、トイレ付き、 中興号(全席指定): トイレがない、荷物は車内に持ち込むので大きい荷物は拒否される。高速道路経由と一般道路経由がある。 直達車: 地方の中距離区間に運行されている。中興号より時間がかかる。座席は固定式、料金は安い。 台北や高雄ほか各地では、市内バスが走っています。ただバス停が分散していたり、料金の支払い方法がまちまちだったりと使いこなすには少しコツが必要でしょう。 売店・書店で買える路線図(公車手冊)があれば便利。バス内では、車内放送がなく、両替もできないのでご注意ください。 空港などに向かう時には、リムジンバスを利用するのが便利です。主要な駅前や街中にもリムジンバス用の乗車ポイントがあり、窓口や乗車時にチケットを購入して乗車することが出来ます。 台北でのバスの乗り方 近づいてくるバスの行き先と路線番号を確認して、手を挙げてバスを止めます。運賃の支払いは、乗車時か下車時にします。運転席後ろの電光掲示板が「上車収票」ならば乗車時に、「下車収票」ならば下車時に支払います。運賃は1区間均一ですが、2区間にまたがる場合は乗車時と下車時に各代金を支払うことになります。1区間の運賃は大人15元、学生12元、子供8元です。支払いの際、お釣りは出ないので、小銭を用意しましょう。 市内のバス 台北や高雄ほか各地では、市内バスが走っている。 ただバス停が分散していたり、料金の支払い方法が町ごとにちがうので使いこなすには少し手間取る。 売店・書店で買える路線図(公車手冊)があれば便利だ。 バスの中では、車内放送がなく、両替もできない。 空港などに向かう時には、リムジンバスを利用するのがおすすめ。 台北でのバスの乗り方 近づいてくるバスの行き先と路線番号を確認して、手を挙げてバスを止める。 運賃の支払いは、乗車時か下車時に分かれる。 運転席後ろの電光掲示板が「上車収票」ならば乗車時に、「下車収票」ならば下車時に支払う。 運賃は1区間(ゾーン)ごとに均一ですが、2区間(ゾーン)にまたがる場合は乗車時と下車時に各代金を支払う。 支払いの際、お釣りは出ないので、小銭を用意しておかなければならない。 タクシー; ボディカラーはほとんど黄色で4人乗り小型車。 メーターは設置されている。 料金は地域により異なるが、大体日本の半額程度。 自動ドアはないので開閉は自分で行う。乗車・下車の時、そばを通り抜けようとするバイクには十分注意する。 日本と同様、渋滞などでのろのろ運転(時速5km以下)を余儀なくされると、メーターは上がる。早朝・夜間割増もある。(23:00-6:00) 日本語が話せる運転手はあまりいないが、地図や住所などを見せればほとんどわかる。 チップは不要。 レンタカー; 日本人旅行者が台湾で運転をする場合 国際免許証は台湾では複雑な政治的事情により通用しない。 車は台湾政府が発行した運転免許証がなければ運転はできない。 2007年9月21日から、日本の運転免許証を所持している場合は、その運転免許証の中国語翻訳文を併せて所持・携帯している場合に限り、台湾で自動車等を運転することができるようになっている。 運転できる期間は、台湾に入国した日から1年間。 車両の種類によっても準じる規定がある。 中国語翻訳文の作成は、認定された窓口でのみ可能だ。 日本で入手する場合の窓口:社団法人日本自動車連盟(JAF) 日本全国67ヶ所のJAF支部窓口で申請できる。 窓口受付時間:9:00〜17:30(除く:土・日曜日、祝祭日、年末年始) 翻訳文についてはJAFの海外サポートが対応する。 台湾で入手する場合の窓口: 交流協会台北事務所 TEL:+886-2-2713-8000(代表) FAX:+886-2-2713-8787 交流協会高雄事務所 TEL:+886-7-771-4008(代表) FAX:+886-7-771-2734 道路事情; 主要の大都市間には高速道路が整備されている。 ローカルの道路もほとんど舗装されている。 |