澎湖群島 概要 本島の西側,台湾海峡に浮かぶ大小64の島々。 古くから中国大陸との繋がりがあり、台湾本島よりも長い暦を持つ。 漁業が盛んで、「澎湖産」は海産物のブランドになっている。 宋の文献で既に澎湖の名が出てくるが、大陸との往来はさらに早くから始まっていたと言われる。 元朝時代の13世紀後半には巡検司が置かれ、明代には倭寇の拠点になっていた。 群島の中心となるのは澎湖島。北方の白沙島とさらに西の西嶼とが橋で結ばれている。 この3つの島で湾を形成しており、内部の海は湖のように穏やかなことから澎湖の名がつけられた。 最も大きな町は馬公で、台湾本島の町と変わらぬ賑わいを見せる。 郊外や離島には澎湖独特の建築様式が見られ、家や畑をサンゴでできた壁が囲んでいる。 土地は痩せていて風が強いため、栽培できる農作物は限られている。その代わり海産物は豊富で、新鮮な魚介類を堪能できる。 船で海に出て漁業体験をしながらシーフードを味わうツアーが人気だ。kj アクセス 澎湖島; 空路: 台北・松山空港から馬公まで45分 他に、高雄35分、台南25分、台中30分 船: 高雄から4時間半 |