鹿谷 概要 凍頂烏龍茶の本場として有名な、南投県南西部の山裾の地域。 この周辺では300年くらい前から茶葉の栽培が始まったと言われる。 19世紀半ばに鹿谷出身の青年林凰池が福建省に渡り、科挙の試験に合格。みやげに青心烏龍の苗木を持ち帰った。そのうち東方の凍頂山に植えたものが生育がよく、品質が良かったため、一帯で栽培が行われたと言われる。 1970年代には凍頂山が輸出用茶葉の開発・栽培モデル地区として選ばれ、凍頂烏龍茶研究推廣中心が設立された。国を挙げての販売促進が行われ、「凍頂烏龍茶」がブランド化されるに至った。 初郷村には凍頂烏龍茶の生みの親である林凰池の家があり、当時の遺品が保存されてる。敷地内には彼の碑が立てられている。kj |