東ティモールの国の概要

国名
東ティモール民主共和国
Democratic Republic of Timor-Leste (通称:East Timor)

国コード
ISO3166=:TL/TLS/626,
NET=.tp,
IOC=TLS


国のシンボル
国旗

国歌:
祖国(ポルトガル語:Patria)とは、東ティモールの国歌である。
1975年11月28日、ポルトガルから一方的に独立宣言した際に初めて使用されたが、直後の12月7日にインドネシアからの侵略を受けた。 その後、1999年のインドネシア撤退及び国連東ティモール暫定統治機構の管理下による独立への移行時期の後、2002年5月20日に独立する際に国歌として採用された。
作曲は Afonso Redentor Araujo が、作詞はインドネシアによる侵略の日に死んだ詩人 Francisco Borja da Costa による。 歌詞はポルトガル語であり、地域の言語且つ公用語であるテトゥン語版は未だ作られていない。(出典:wikipedia)


プロフィール
ポルトガル領だった地をインドネシアが占領していたのを、1999年8月30日、国連管理のもとで住民投票が行われ、インドネシアから解放され、2002年5月20日独立するに至った。
米やトウモロコシが栽培する農業が主体で、一部でコーヒーやココナッツが栽培されているだけである。
陸上には資源はないが、海底油田開発がオーストラリアと共同で進められている。
2012年前半に選挙により政権交代が行われ、新大統領が誕生している。
政権交代期はとかくテロや暴動などによる騒動が起きやすいが、徐々に安定の方向にある。
失業による貧富の格差がいまだに大きく、強盗やひったくりなどの犯罪は減っていない。首都ディリは治安状況も比較的安定しているが地方は危険地帯が多い。特に国境寄りは多発している。


国 土
インドネシアのヌサ・トゥンガラ諸島の中のティモール島の東半分とアタウロ島、ジャコ島、インドネシア領ティモール内の飛び地で構成されている島国。
南側はティモール海を挟んでオーストラリア大陸があり、それ以外は周囲をインドネシアの島々に囲まれている。
全土の約60%は山岳地帯で、首都ディリDiliと国境近くには、最高峰のマイラウ山 Mt.Mailau(2963m)など高い山々があり、国土の東寄りは中央部に山脈が連なる。
北部沿岸にはサンゴ礁が広がる。

面 積
約1万4,900ku(首都圏=東京、千葉、埼玉、神奈川とほぼ同じ)


政体 共和制
独立年月日 :
1975年11月28日ポルトガル領から独立。その後、インドネシアが占領。
2002年5月20日、国連暫定統治を経てインドネシアより独立
国連加盟: 2002年9月27日
首都 ディリ,Dili,

元首
ラモス=ホルタ大統領(任期5年:2007年5月20日〜2012年)
ヴァスコンセロス(タウル・マタン・ルアク(2012年〜)

東ティモールの行政区画
5つの地方に分け、合計13の県からなる。
ディリ地方 (北部沿岸、アタウロ島)首都ディリなど
バウカウ地方 (東端部)
サメ地方 (中央部)
マリアナ地方 (インドネシア領ティモールとの国境付近)
オエクシ地方 (インドネシア領ティモール内の飛び地)


国 民
人 口
約120万人

民 族
大部分はメラネシア系テトゥン族
その他マレー系、中華系、ポルトガル系との混血など。

言 語
テトゥン語,ポルトガル語が公用語
インドネシア語及び英語も多く使われている。
インドネシア統治下の生まれ育った世代はインドネシア語を日常多く使っている。

宗 教
キリスト教カトリックが99%
そのほか、イスラム教、仏教、ヒンズー教なども少数いる。