概要 北部地方、ラオスとの国境沿いに位置する、 山に囲まれていて、山岳民族が暮らす自然豊かな地方。 ナーンがランナー、ビルマ、タイの一部となる以前は、スコータイが政治的、宗教的に重要な役割を果たしていた。 今日のナーンは多<のタイル一族など独自の習慣と伝統を持った山岳民族のふるさととして知られている。 アクセス 空路; バンコック・ドンムアン空港から1時間40分。1日1便 バス; チェンマイから約6〜7時間 11往復 見どころ ワット・プラタート・チェーヘーン 市内より1168号線を2kmほどいった場所にある、県の重要な聖地。 かつては旧市街の中心にあったが、1368年に現在の場所に移動した。 スコータイよりもたらされた仏陀の遺骨が納められた、高さ55mの黄金の仏塔が寺院のシンボル。 礼拝堂のドアの枠と屋根の一部には漆喰で、ナーガ、大きな竜を模ったデザインが施されており、これは地方建築物美術の傑作とされている。 ワット・チャーンカム ナーン国立博物館の向かいにある。 この寺院の特徴はスコータイの影響を受けた仏塔で、象の上半身の彫刻が仏塔の周りに並び飾られている。 またこの寺院では、ナーンが独立国であった時代の、ナーンの王とスコータイの王の問で結ばれた協定に関する古代タイ語が書かれた石版が見つかっている。 黄金の仏像は礼拝堂に安置されている。 サオディン・ナーノーイ サオディンまたはホムチヨムと呼ばれる地質学上的に興味深い自然現象がナーノーイ地区から10kmほどの場所にある。 この場所は何世代にもわたって自然の力に侵食されて硬い部分のみが残ったもので、奇妙な形が想像力をかきたてる。 近郊 ドイプーカ国立公園 石灰岩質の山脈で、そのほとんどが森林で覆われている。 多くの小川の源流がここにあり、これらが集まってナーン河に流れ込む。 標高はおよそ海抜1,900m。 ここには絶滅寸前の稀有の植物が生息している。特にチヨンプー・プーカが有名で、このピンクの花は毎年2月に満開となる。 |
(参考資料:タイ政府観光庁TAT) |