概要 モン族によって開かれたのち、長きに渡ってハリブンチャイ王国、ランナー・タイ王国の支配下に置かれていた。 その後ビルマ軍に侵略されたため、街はランナー・タイとビルマの両文化が色濃く残っている。 ランバーンの人々は、ワン川のくぼ地で、1,000年もの長い歴史を紡ぎだし、それを誇りとしている。 花馬車に乗って、古い街並みをひと巡りすることもできる。 アクセス 空路; バンコック・ドンムアン空港から1時間、 2往復 鉄道; チェンマイから2時間、 7便 バス; チェンマイから2時間30分 20分毎 見どころ タイ象保護センター/子象トレーニング・センター タイでは象に材木作業の訓練をさせ、労働力として仕事をさせるために貢献しているが、そういった作業などでケガを負って働けなくなった象の病院となっている。 象の健康治療も行っている。 また、象使いになるための調教センターもあり、象のショーとトレーニングのデモンストレーションを行っている。 ショーは一日2〜3回行われる。 ワット・プラタート・ランバーン・ルアン 典型的なランナースタイルの寺院。 四方が壁に囲まれており、その真ん中の小さな丘の上に建てられている。 プラトウー・クロンと呼ばれる出入り口のアーチは、美しい漆喰のデザインで飾られ、壁のない大本堂には、プラチャオ・ラーントンという青銅の仏像が安置されている。 その後ろに、お釈迦様の遺骨を安置している金色のランナー建築スタイルのチエディがある。 また同じ後ろ側にもう一つの本堂があり、この木の壁の美しい壁画は、北部タイで一番古いと言われている。 ワット・プラケーオ・ドーン・タオ かつてバンコクに安置されているエメラルド仏像)が祀られていたことがある。 仏陀の頭髪と爪が納められているというハリプンチャイ様式の仏塔やビルマ風の屋根、壁のモザイク装飾などが見どころ。 ランナー時代の古代遺物を展示している博物館もある。 ワット・パーフアン ラーマ4世の治世にミャンマーで建てられたもの。 1906年頃に、この寺院にミャンマーから持ってこられたお釈迦様の遺骨を安置した、 大きくキラキラ輝く金のチエディがある。 大きな説法堂は木で作られ、重なり合ったミャンマースタイルの屋根がある。 小さい修行堂の屋根には、ミャンマースタイルの木工芸術が見られ、ドアの上には素晴らしいデザインの漆喰の芸術品がある。 この寺院には常時、多数のミャンマー僧が住んでいる。 ジェーソン国立公園 山間部に位置し、豊富な森があり、早朝には美しい霧のかかった景色を見ることが出来る保養地になっている。 岩地には73度の温泉が湧き出ていて、温泉設備も備えてある。 チャオ・ポー・プラトウ・パー聖地 四方どこを見ても沢山のお供えが積み重ねられているのが見える。人々はここを神聖な土地とみなしている。 ここを通る運転手は尊敬の意を表すために、車のクラクションを鳴らしたり、爆竹を鳴らしたりする。 その昔、チャオポーという戦士は、ミャンマーの侵略者がランバーンに入らないようにプラトウ・パーで戦った。そして、彼は両手に刀を持ち、丘の斜面にもたれたままで亡くなった。侵略者はそれを見て、とてもおぴえて引き返したという。この勇敢な戦士を称えるために、人々はこの場所を彼の聖地とした。それ以来ここは、神聖な場所となったのである。 |
(参考資料:タイ政府観光庁TAT) |