カンぺ−ンぺッ

概要
タークの南約70kmに位置する、歴史的に重要な都市
バンコクから358km、スコータイから約80km。
「ダイヤモンドの壁」という意味のカンぺ−ンぺッは、その名の通リ14世紀スコータイ周辺の要塞都市だった。
現在でも壁の一部が残っている。


アクセス
バス
スコータイ・バスターミナルから6:00〜18:00の間、毎日30分毎にソンテウが運行。39B。
ピッサヌローク・バスターミナルから5:00〜18:00の間、毎日30分毎にヤンヨンツアーの私営バスが運行。



見どころ
カンぺ−ンぺッ国立博物館 Kamphaeng Phet National Museum
ワットプラタートの東側、旧市街壁内にある博物館。
館内1階には町の発展の歴史を展示、2階には寺院周辺で発見された出土品、シヴァ神像、スタッコやテラコッタの破片、古代ブッダ像などが展示されている。
水〜日曜の9:00〜16:00、入場料:30B

クルアイ・カイ・マーケット Kluai Khai Market
クルアイ・カイとは、“卵バナナ”という愛称で親しまれている小ぶりで濃黄色のバナナで、カンぺ−ンぺッの特産物。ナコンサワンヘの幹線道路を市内から南へ15km行くと道路両脇に山盛りになったフルーツの露店が立ち並んでいる。

カンぺ−ンぺッ歴史公園 Kamphaeng Phet Historical Park
旧市街壁エリアと市街北側、寺院遺跡がある森林地帯を含めたエリアが歴史公園にされている。
多くは原形をとどめていない遺跡だけになっている
広い園内なのであらかじめ、市内からの車をチャーターして巡回した方がいい。
暑さの中を歩くのは大変だ。
8:00〜17:00、入園料:40B

ワットプラケオ
壁やホール跡が残り、スタッコがはがれて顔の表面が泣いたように見えるラテライト(赤土)製仏像などがある。

ワットプラノン
アランイックと呼ばれる市北側森林側エリアにある。
幅1m、高さ6mという国内最大級のラテライトの円柱が並び、かって涅槃仏像が安置されていた面影を残す。

ワットプラ・シー・イリヤポット
かってここには4体(立像、遊行像、座像、涅槃像)の仏像があったとされるが、現在では立仏像のみが残っている。

ワットチャーン・ロープ
寺院周辺を68頭の象の像に守られており、「象に囲まれた寺院」といわれている。

(参考資料:タイ政府観光庁TAT)