ルール・マナー・常識・慣習 ルール 麻薬などの薬物に関してはかなり厳しい規則があり、所持しているのを見つかったら、どんな言い訳も通じない。死刑同然の無期限の牢獄入りとなる。空港や駅などで隣人や他人がトイレを行くなどして荷物から離れている間に麻薬犬に検知されてあらぬ疑いを掛けられたなどという被害もある。国内間であっても他人から頼まれたものでも運ばないこと。 マナー 挨拶としては、男女とも握手が一般的。ただし、イスラム教の女性の場合は、男性に対する挨拶は、軽い会釈と微笑みで足りるとするともいう。 女性が手を差し出した時のみ、握手で答えるのが適切。伝統的な挨拶の仕方(「サラム」〉は、握手に似ているが、両手を使い、軽く手を添える程度にする。まず両手を差し出し、相手の両手に軽く触れた後、「心からご挨拶します」という意味を込めて、自分の手を自分の胸の所へ持っていく。 家を訪問する前には電話で連絡する方が良い。 マレーシア人の家に上がるときは、靴を必ず脱ぐこと。 飲み物が出されたら受け取る方が丁寧。 手で物を食べるときや、物を受け取るときは、必ず右手を使う。 右手の人差し指は、普通、場所、物、人を指すのには用いられない。 その代わり、物などを指す時には、右手の親指以外の指をグーの形に握り、親指を使う。 モスクや寺院など、礼拝の場所に入る場合は、必ず靴を脱ぐこと。モスクでは、女性見学者用にロ−ブとスカーフを貸してくれるところもある。礼拝の場所における写真撮影は普通認められているが、必ず写真を撮る前に許可を得るようにしたい。 マレーシアでは、多数派を占めるイスラム教徒がアルコールを飲まないので、乾杯はあまリー般的な慣習ではない。 習慣 マレーシアはイスラム教国だが、観光客に対して飲酒の制限はない。 酒はスーパーマーケット等で購入できる。日系のデパートでは日本酒も購入できる。 レストランや中国系の屋台でもアルコールを口にすることが出来る。 マレー系の屋台ではアルコール類は置いていない。 生活事情 日本語の現地情報誌 マレーシアだけの情報誌とシンガポールとマレーシアにまたがっているものがある。 マレーシア各地の日本レストランやクアラルンプールのショッピングセンター、日系の書店などで入手できる。 物価目安; 首都と地方ではかなり差がある。 地方では日本の3分の1ほどだが、クアラルンプールでは日本の半額ほど。ただし、日本食材などは日本とほぼ同じ価格となっている。 レストランなど、人のサービスが加わると課税率も高いので、料金も高くなる。ショッピングモールなどのフードコートなどで、自分でカウンターで受け渡されて、勝手に近くのテーブルで食べるのは安いが、ウエイターのサービスのあるところでは高い。 ビジネスアワー; 官公庁; 月〜木曜日が8:00〜12:45/14:00〜16:15、金曜日が8:00〜12:45/14:45〜16:15、土曜日が8:00〜12:45、日曜祝日は休み。 銀行; 月〜金曜 9:30〜15:00、土曜 9:30〜11:30、日曜・祝日は休み。 但し、マレー半島東海岸の州では金曜日が休日となるところも多くある。 商店; 9:00〜19:00頃、日曜は休日。 クアラルンプールなど都市部のショッピングセンターは21:00か、22:00までオープンしているところもある。大部分は年中無休。 チップ: 原則不要だか、ホテルなどで特別に用事を頼んだり、レストランで心地よいサービスをしてくれたらチップを勘定のときにあげた方がいい。 飲料水; 水道水は良質の水とは言えない。屋台やレストランで出される水や氷も基本的には沸騰した水を使用していることになっているが定かではない。ミネラルウオーターの常用をおすすめする。 トイレ事情; 大都市ではかなり清潔だ。 近くのショッピングモールなどへ行くといいが、公衆トイレは不潔で汚い。 いずれにしても、トイレットペーパーは携帯していないといけない。 税金; 消費税: マレーシアは内税で、買物の際に改めて消費税(外税)を支払う必要はない。 ホテルやレストランでは5%のサービスチャージが加算される。 ただし、ランカウイ島、ラブアン島は免税の島。 ホテルやレストランでは5%のサービスチャージがかかる。~ 喫煙・禁煙; 治安状況; 東南アジアの中では比較的いいが、観光客が多く行くところでは偽警官詐欺などが起きている。 マレーシアは近隣諸国同様、麻薬所持が厳しく、外国人でも法律で死刑が適用されることがある。見知らぬ人から荷物を預かるなどは絶対にしてはならない。 知らない間に麻薬などの運び屋をさせられるハメになることもある。他人に荷物などを任せないことが肝要だ。 ロングステイ情報 ロングステイプログラムの適用条件〈英語〉 医療事情: http://www.my.emb-japan.go.jp/JP/ryoji/hospital2b.htm http://www.tourismmalaysia.or.jp/ 日本語が通じる医院 Subang jaya medical Center スバンジャヤ メディカルセンター 1, Jalan SS12/1A, Subang Jaya, PJ47500 Selangor 電話:03-5634-1212/FAX:03-5630-6075 Pantai Medical Center パンタイ メディカルセンター No8, Jalan Bukit Pantai,59100 Kuala Lumpur 電話:03-2296-0888/FAX:03-2282-3520 Greneagles Intan Medical Center グレンイーグル インタン メディカルセンター No282 & 286, Jalan Ampang , 50450 Kuala Lumpur 電話:03-4257-1300/FAX:03-4257-9233 Japan Medicare Clinic ジャパン メディケア クリニック 107 & 109 Jalan Maarof, Bangsar,59000 Kuala Lumpur 電話:03-2287-0988/FAX:03-2287-0968 緊急の連絡先 クアラルンプール 在マレイシア日本国大使館 Embassy of Japan 11 Pesiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur 電話:03-2142-70414/FAX:03-2167-2314 ペナン島 在ペナン総領事館 Consulate-General of Japan 28th Floor Menara BHL, No51 Jalan Sultan Ahmad Shah,10050 Penang 電話:04-226-3030/FAX:04-226-1030 コタキナバル 在コタキナバル総領事館 Consulate-General of Japan 18th Floor, Wisma Perindustrian, Jalan Istiadat, Likas 88400 Kota Kinabalu, Sabah 電話:088-254-169/FAX:088-236-632 |