概要 マレー半島の西側タイに近い、アンダマン海浮かぶ島。 104の島々からなる 2007年6月に東南アジアで最初のユネスコの世界ジオパークに登録された島。世界では52番目になる。 (ジオパークGeopark;地質学的重要性だけでなく、考古学的・生態学的、文化価値が1つないしはそれ以上のサイトを含む地域) ラングローブ林が1万ヘクタールにも及ぶ広大な地域に豊富に存在している自然資源が認められた。 ビーチだけでなく珍しい石灰岩と原生林に包まれた特異な景観を有している島。 とくに北部のダタイ湾周辺、北東部の大理石の採れる地域、ダヤン・ブンティン湖周辺の3か所は森林局によって保全されている。 アクセス 空路 クアラルンプールから1時間 -マレーシア航空、 -エア・アジアAir Asia http://www.airasia.com ペナンから -ファイヤーフライ航空Firefly ペナン〜ランカウイ島間を就航している。毎日1往復,所要時間35分 http://www.fireflyz.com.my -マレーシア航空で30分 シンガポールからも直行便がある。1時間30分。 ランカウイ国際空港(島の南西) 空港から各ホテルへ タクシー利用が一般的。到着ロビーに前払い制のクーポン売り場がありますので、行き先を告げ料金を支払ってから乗車します。 パンタイ・チェナン、パンタイ・テンガ地区なら約20分、ダタイ湾へは50分ほど フェリー: ランカウイ島クア・タウン発着 マレー半島本土 クアラ・ペルリス;所要45分 クアラ・ケダ;所要1時間15分 ペナン(所要2時間30分)、 タイのサトゥン(所要2時間30分) 市街地; クア・タウン; 中心になる町、島の乱開発を防ぐため、4階以上の建物を制限している。 空港からタクシーで25分ほどの距離にある繁華街。歩ける範囲内に土産物店、化粧品・お酒・たばこ中心の免税ショップ、スーパー、屋台などが集中している。海側のイーグルスクエアには島のシンボル、ランカウイイーグル(鷲のモニュメント)がそびえている。 ビーチエリア: パンタイ・チェナン&テンガー Pantai Cenang Tengah 島の南西、ランカウイを代表するビーチエリア 空港から20〜30分 ダタイ・ベイ Datai Bay 島の北西部、静かで美しいビーチとして知られるアジア屈指の高級リゾート。 周囲を太古の原生林に囲まれたこのエリアには、ザ・ダタイとジ・アンダマンがひっそりと佇んでいます。 空港から40〜50分。 タンジュン・ルー Tanjung Rhu 島の北東、白砂のビーチと独特の景観が美しい静かなビーチです。引き潮時には目の前の小島まで歩いて渡れる。空港から約30分。 みどころ イーグル・スクエアEagle Square: ランカウイ伝説公園Legenda Langkawi on the Park; クアタウンの海岸沿いにあるほソバがい公園。 8つの伝説について15の奇妙な形をしたオブジェで表現されている。入場無料 マハスリ皇女の墓; Mahsuri Tomb 島一番の観光名所。 王の留守中に不貞の罪をかぶせられ処刑を言い渡された王女マハスリの墓がある。 自分が潔白なら白い血を流すだろう、と言ったとおり王女の身体からは白い血が流れ、以後7代にわたり島は王女の呪いを受けたと語り継がれている。 マスリの子孫はタイにいる。~ ランカウイの砂浜が白いのはそのためだとか。 クアからタクシーで約15分 7:3018:00 無休 大人RM5 アンダーウオーターワールドUnderwater World; マレーシア最大の水族館。約5000種の海中生物が飼育されている。 10:0018:00 無休 大人RM38 子供RM28 ランカウイ・ケーブルカー Langkawi Cable Car 島の西部、マチンチャン(713m)の山頂展望台まで全長2,158mの距離を上昇角度42度という世界で最も急角度、6人乗りゴンドラで上がると、そこにはランカウイ島と周辺の島々を見渡す360°の大パノラマが開けている。所要時間28分、オリエンタルビレッジ内に乗り場がある。 10:00−19:00 往復大人RM25 オリエンタル・ビレッジOriental Village ケーブルカーの乗り場の周辺にできている観光村。アジアの建物が日お所に集められている。入場無料 7段の滝(テラガ・トゥジューTelaga Tujuh) マチンチャン山中腹にある7段の滝がある。標高差480m、階段数638段とかなりきついハイキング。乾季の12月には水がなくなることもある。 ガレリア・ペルダナ; 島の観光開発の推進役でもあったマハティール前首相ゆかりの品々を展示している記念館。世界各国からの贈答品約2000点が陳列されている。 ラマン・パディ Laman Padi(米の博物館); ベランギ・ビーチホテルの前にある水田に囲まれた場所。 マレーシアの稲作の歴史や産業について学ぶことができるところ。 伝統的マレー料理や米から作ったデザートを扱うレストラン、カフェ、スパなどがあり、緑の稲穂の広がる風景の中でゆっくりした時間を過ごしてもらうという施設。ろうけつ染めの絵付けの実演などもある。 10:0018:00 無休 大人RM2、子供(12歳未満)無料 サマー・パレスSummer Palace ランカウイで撮影されたハリウッド映画「アンナと王様」で使われたタイ王宮のセット。撮影小道具や衣装などを展示している。 バード・パラダイスBird Paradise 内外から蒐集された150種2500羽の鳥類を見すことができる。絵付けができるエリアもある。 8:3018:00 大人RM18、子供RM10 パシール・イタム(黒砂の浜); アイル・ハンガッ・ヴィレッジ; 島内唯一の温泉 ブック・ビレッジ(本の村): 敷地内にはマレー風の家々が設置されており、ジャンルや言語別に世界中から集められた本が売られている。9:3017:30 無休 無料 周辺の島々 ランカウイ島の周囲には大小数多くの島々が点在しており、これらを半日〜1日かけて巡るアイランド・ホッピング・ツアーがある。 各ボートは10〜15人乗り。 アイランド・ホッピングツアーで巡るのは3島。 (主な島〉 ダヤン・ブンティン島:Dayang Bunting 全体が大理石でできた個性的な島で、別名“子宝の湖”として知られている。 また、ケダ州の王女が実らぬ恋を嘆き身を投げたという伝説や白いワニが生息する言い伝えもあり、その緑濃い湖は神秘的な風情をたたえています。 シンガ・ベサール島: Singa Besar 野生動物の保護地域として鹿やサル、イグアナ、クジャクなどの鳥や動物を見ることができる。 ツアーの船が鶏肉の切り身を海に投げると沢山の鷲が空中を旋回しながら素早く掬い取っていく。 ブラス・バサ島: Beras Basah シンガ・ベサール島の周囲にある小さな島。透明度が高く、遊泳やパラセーリングなどを楽しむことができる。 パヤ島マリンパーク Payar Marine Park ランカウイ島の南約50km、マレーシアの西海岸で唯一の海洋公園。高速艇で約50分、ペナンからは1時間30分。 島に滞在していて、もう少しきれいな海が見たいと思ったら、ここへのツアーに参加するといい。 4つの島に囲まれた海洋公園. 透明度が良くスノーケリングや体験ダイビングツアーが人気。 沖合に浮き桟橋になっている大きな海上プラットホーム(ポンツーン)があり、フェリーの発着場所となっている。また体験ダイビングやシュノーケリングの起点でもある。 滞在ホテルのデスクで申し込む。送迎・昼食付き パヤ島へのエキスカーションツアーには3種類ある。 マリンスポーツのアクティビティを楽しむ。 ダイビングライセンス(Cカード)取得コース ダイビング(2ダイブ)コース アクティビティ ランカウイ島のダイビング ナイト・マーケット 毎夜開かれるナイトマーケット。 島内の1か所で毎日開かれるのではなく、曜日によって場所が異なる。 食品やフルーツ、日用品を扱う露店が並び地元の人々や観光客で賑わう。 月曜 : ウル・メラカ ( Ulu Melaka ) 火曜 : ケダワン ( Kedawang ) 水曜 : クア ( Kuah ) 木曜 : テモヨン ( Temoyong ) 金曜 : アイル・ハンガッ ( Air Hangat ) 土曜 : クア ( Kuah ) 日曜 : パダン・マシラッ ( Padang Matsirat ) 食べる 世界中から観光客が集まる、マレーシア屈指のビーチリゾートでは、マレー、中国、インド料理はもちろん、世界各国の料理が味わえる。まずは、リゾートホテル内のメインダイニングをチェック。 洒落たレストランが次々にオープンしている注目エリアは、パンタイ・チェナンやパンタイ・テンガー。屋台街のあるクアのプトラ通り沿いには、地元の人々で賑わう食堂も多く、生活感があふれている。 ランカウイの日本レストラン; Unkaizan Japanese Restaurant 雲海山 ランカウイ島唯一の本格的日本料理。 西海岸中部のパンタイ・テンガーの奥に一軒家を改造した高級日本レストラン。 Lot395, Jalan TelokBaru? Pentai Tengah Tel:9554118 www.unkanzan.com 18:0023:00 (第2水曜休み) ランカウイのホテル 政府レベルで国際会議やイベントなどの誘致に力を入れ、島の道路や上下水道といったインフラを整備して国外に売り込んでいることもあり、主要なホテルチェーンがこぞって進出している。 4星クラスの高級なホテルは島の北側の自然が多く残っているエリアにできている。 例外的にウエスティンだけはクアタウンの南のビーチ増に建っている。 どこも広い敷地の中にゆったりとしたビラタイプのものと専用ビーチを備えているそれだけに食事などでチェナンビーチエリアなど、ほかのビーチエリアに行く場合にはタクシーを使わないといけない。 ホテル内のいくつかのレストランで優雅に過ごすための空間と考えるべきだ。 |