概要
ターズィとタウンジーを結ぶ、幹線道路の中間に位置し、標高1,320mの小さな高原町。
気候が涼しく、イギリスの植民地時代に避暑地として利用され、今でもコロニアル式の建物が沢山残されている。
イギリス植民地時代にインドから連れて来られたネパール人のグルカとイスラムのインド系の人たちも見られる。
カロー周辺には少数民族の集落も沢山あり、五日市のマーケットの日にはパラウン族、パオ族、ダヌ族、タウンヨウ族、シャン族など様々な少数民族を見ることもできる。
タージーとタウンジーの中間にある、かつては避暑地として栄えた山間の小さな町である。

洞窟寺院やマーケット、周辺の少数民族の村々、象のいる集落などを訪れたり、はるかインレー湖までのトレッキングツアーもある。
車で10分ほど離れたピンマーゴン寺院には、ミャンマーでも貴重な竹でできた黄金像がある。


アクセス
夜行バスを利用する場合は、カローで下車、鉄道を利用する場合も同じくカロー駅で下車。

空路:
ヤンゴンからヘーホー空港まで、1日1〜4便、約1時間10分。

空港
ヘーホー空港
空港からはカローまで車で、約1時間。タクシーで$15〜

鉄道:
各方面からタズィーへ、その後シュエニャウン行きに乗る。一日往復で5-6本運行されている。タズィーから約6時間。

バス:
ヤンゴン、バガン、マンダレー、メイッテイーラからタウンジー行きの夜行バスを利用、中間地点にあるカローで下車。
タウンジーからはカロー行きのピックアップを利用、約2時間。
ニャウンシュエ(インレー湖)からはシュエニャウン交差点まで行き、カロー行きのピックアップに乗り換える。約2時間。



見どころ
シュエウミン洞窟寺院: 
8000体以上の仏像が安置されいる天然の洞窟。
カロー町の中心部であるマーケットの南西にある。徒歩30分。

竹の仏像
シュエウミン洞窟寺院の南西に位置、マーケットからは歩いて1時間位の丘の上のお寺に納められている。
500年前に作られた仏像と言われ、ミャンマー国内の4体しかない竹の仏像の中で1番古くて貴重な仏像。
高さ2.5mあるが、素材は竹なので、大人4人の力で持ち上げることができる。
寺の境内の野良犬に注意

タンタウン村
カローの東南約35km離れた村。五日市のマーケットの日には、少数民族達が集まる。