智異山国立公園(チリサン)jirisan

概要
1967年に指定された韓国で最初の国立公園。
全羅北道、全羅南道、慶尚南道の3つの道にわたって尾根が約70kmも続く。
智異山は霊験あらたかな山とされており、北朝鮮の金剛山、済州島の漢拏山とともに三神山の一つに数えられている。
山岳信仰に加え仏教の聖地でもあり、多くの仏教寺院が点在するのも特徴。
三層石塔が建つ実相寺、韓国三大寺院のひとつ華厳寺、ほかにも燕谷寺、双渓寺、泉隠寺などがある。
漢拏山に次いで韓国で二番目に高い1,915mの天王峰を最高峰とする連峰で、周囲100Km以上の広い地域が公園に指定されている。
山麓の華厳寺は新羅時代に創建された古刹で多くの人が参拝に訪れる。本格的な登山が楽しめ、登っていけば美しい雲海や稜線を望める。
天王峰の日の出は「智異山十景」のひとつ。

ほかにも「老姑壇の雲海」「般若峰の落日」などが十景を構成している。
5〜6月はつつじが山を覆うように咲き誇り、10月頃には紅葉が山肌を赤く染める。
山とそれを映す渓谷の水面、それに人を赤くするということから三紅の名勝地として知られる。kbt~

智異山国立公園


アクセス
光州総合バスターミナルから直行バスで求礼まで約1時間30分。

南原からペムサコル行き市街バスで約1時間。