概要 かつてチョーラ朝の都が置かれたところで、現在は穀倉地帯として水田が続く風景ものどかな、こじんまりした古都。 カンチープラム、マハーバリプラムと同様に寺院によって栄えた都市で、世界遺産にもなっている「ブリハディーシュワラ寺院」があることで知られている。 チョーラ朝は9〜13世紀に南インドを制覇した王朝で、その最盛期にラージャラージャ一世により11世紀に建造されたシヴァ寺院「ブリハディーシュワラ寺院」は、チョーラ建築の傑作といわれるもの。 南インド最大級といわれるピラミッドのように突き出た本堂が特徴だ。塔門の見事な彫刻や外壁に施された神々の彫像が目を引く大きな寺院で、その壮麗さはチョーラ朝の勢力を今に伝えている。 街の北東には一部残されている「王宮」は16世紀にマドゥライのナーヤカ王が建てたもので、広間のカラフルな彫刻が美しい。内部にある博物館や美術館、図書館は一般公開されている。kbt 見どころ ブリハディーシュワラ寺院 11世紀のヒンズー教寺院 タンジャプール王宮、 王立博物館、 美術館 |