概要 東インドの北端に位置する地域。 東はブータン、西はネパールに挟まれていて、独自の文化を持っている。州都はガントク。 17世紀に派閥争いに敗れたチベット僧がこの地に王国を築いた。 1890年に英国が、シッキムを属国とみなしていた清朝と条約を結んで保護国化した。 インド独立後はインドの保護国となったが、その後は政治が混乱。 首相の要請に応じてインド軍が介入し、1975年にインドに併合されることとなった。 この地域を訪れる旅行者の目的の多くは、ゴンパ(僧院)を訪ね、フレスコ画や宗教画を見学すること。また、美しい峡谷や湖のある豊かな自然の中でトレッキングや川下りも楽しむことができる。 シッキム州入域にはビザとは別途、許可証が必要で、日本のインド大使館・総領事館またはダージリンの地区行政事務所などインド国内の機関で取得する。kbt |