概要 ムンバイの南東にある高原都市。16世紀にマラーティー語を話すマラーター民族の拠点となり、18世紀にはマラータ王国により首都となった。 マラータは19世紀に英国の支配下になるまで、歴代宰相の手腕もあり、ムガール帝国を押しのける繁栄ぶりでその勢力を広げていった。 市域の西はマラータ王国時代に発展した旧市街、東が英国統治時代に開けた新市街で、新旧の対比が興味深い。 旧市街は宰相たちの名前の付いた地区に分けられ、マラータ王国宰相の宮殿「土曜宮殿」がある。 新市街ではガンディーが軟禁されていた建物が「ガンディー記念館」として公開されている。また見識の高い人々が多く、特色のある研究機関が多くあるなど学術、文教都市としての顔も持つ。kbt |