概要 チェンナイから約140kmほど南へ下ったベンガル湾沿いの街。 17世紀にフランス領となり、およそ250年もの間フランスのインドにおける拠点となっていた。それだけに今もフランスの栄華の名残りが感じられ、海岸沿いの旧フランス人居住区には欧風の瀟洒な白い洋館や本場のクロワッサンが味わえるカフェ、こぎれいなブティックなどが続く。本格的なフランス料理が味わえるレストランもあり、いつも満席。 街中にはフランスの勢力拡大に寄与した18世紀の総督、デュプレックスの銅像が建っている。 20世紀初頭には、ベンガルのオーロビンド・ゴーシュにより新しい宗教活動の道場(アシュラム)が開かれ、現在も世界中から信奉者が集まっていることでも知られている。kbt |