概要 チェンナイから南に約60km。車で約1時間半。 ?ベンガル湾の海岸沿いのパラヴァ王朝時代の小さな港町。 ?かつてはカンチープラムの港だったマハーバリプラムは、落ち着いた雰囲気のリゾート。 ?7〜8世紀建造の寺院があることで注目されている。 ?海を背景に建つ「海岸寺院」は、カーンチープラムの「カイラーサナータ寺院」の原型とされるもので、7世紀頃の建造。 ?世界文化遺産に登録され、今では海からの飛沫や風を受けないよう防風林で保護されている。やはり7世紀後半に造られたとみられる「ファイブ・ラタ」は岩を彫って造った巨大な彫刻で、インド南部のドラヴィダ建築の発祥と考えられている。 ?巨岩に彫らられた彫刻が目を引く「アルジュナの苦行」、坂の途中で転げ落ちそうなのになぜか止まっているい岩山「クリシュナのバター・ボール」なども見どころ。Qkbt 見どころ ?海岸寺院 Shore Temple マハーバリプラムの海岸に面して立つ7世紀に建立された二つの寺院、 伝説では元々は7つの寺院があったが他の寺院は全て海へ沈んでしまったという。 入場料:Rs.500 ?旧灯台 Old Light House 灯台として使われていたか疑わしい。実際は寺院であったのを、灯台に使用したといわれている。 ?新灯台 New Light House 新しく作られた灯台。2時〜4時の間に開かれており、灯台の上から素晴らしい眺めを楽しめる。灯台からの写真撮影は国防上の理由から、固く禁止 されている。 ?マヒーシャマルディニ・マンダパム Mahishamardini Mandapam 旧灯台の下にある寺院(Mandapam)の一つ。 ?ラマヌジャ・マンダッパム Ramanuja Mandapam 岩山の周辺には10ものマンダパムが造営されている。 ?クリシュナ・マンダパム Krishna's Mandapam アルジュナの苦行より歩いて30m程、岩壁に掘られた Mandapamの一つ。 中に描かれている模様はヒンズー教のクリシュナ 神 Krishnaがバラジ Barajの人々をインドラの怒りより救う為に、ゴバーダーンの丘 Goba Dhan Hillを持ち上げている様子が描かれている ?クリシュナのバターボール Krishna's Butterball 岩山の斜面の途中で止まったような形になっていまにも転がりそうになっているバターボールのような巨石。 ?ガネーシャ・マンダップ Genesha's Mandapam クリシュナのバターボールと同敷地内にある一枚岩より作られた寺院。幅3.3m、奥行き6mで、高さ8.5m。中にあるヒンズー教の神、カネ ーシャの像は今も崇拝の対象となっている。 ?アルジュナの苦行 Arjun's Painance 世界でも最大級の岩のレリーフといわれる。 アルジュナとは兄弟の一人で弓の使い手であったという。 レリーフの中で石を持ち上げ たり、断食に耐えたりしている姿がアルジュナである。 アルジュナはこの苦行に耐えることによってヒンズー教最高神格であるシヴァの守り神になろうとしている。 真横にタラサナヤ寺院 Talasayana Tembleがある。 |