概要
1〜3世紀にはタミル文学を生み出したパーンディヤ朝の都が置かれたところで、チェンナイに次ぐタミルナードゥ州の中心都市。
ドラヴィダ文化の中心地で、タミル詩人や文学者を多く輩出した地。
ミーナークシ寺院が街のシンボルとなっており南インド有数のヒンズー教の聖地として知られ、巡礼者が各地から集まってくる。

17世紀、領主ティルマライ・ナーヤカの統治の頃に最も繁栄を極め「ミーナークシ寺院」もこの頃ナーヤカ王により造営された。他に残る寺院もナーヤカによるものが多い。
ミーナークシ寺院は、東西南北にある4つの塔門(ゴープラム)に彩られた神々の彫刻と内部にある黄金の神殿が見どころ。

ミーナークシ寺院の東南にはナーヤカの宮殿があり、ヒンズーとムガルの建築様式が複合したインド・サラセン様式のメイン・ホールと博物館となっているダンス・ホールが残されている。

街は中央を流れるヴァイハイ川によって旧市街と新市街に分けられ、ミーナークシ寺院があるのは南側の旧市街。

寺院周辺が最もにぎやかなところで、塔門に向かう参道は売店や観光客、巡礼の人々でごった返している。Qkbt



見どころ
ミーナークシ寺院; 
典型的なドラヴィダ建築.9つの塔と千本柱の広間がある.

ティルマライ・ナーヤカ宮殿