概要 フーグリー河下流に位置する西ベンガル州の州都。インド第2の都市。 市区部だけで1300万人以上、近郊を含めると5千万人近い人口を抱える、インド最大の商工業都市。 かつては英語圏では英語化された音でカルカッタ (Calcutta) と呼ばれた。 2001年には正式にコルカタに変えられたが、世界では英語綴りがまだ使われている。 アジア人初のノーベル文学賞受賞者タゴールなど多くの文化人や思想家を輩出するなど、インドの中でも先進性に満ちている。 インドに唯一のこる人力車とインド発の地下鉄が同居していたり、さまざまな矛盾と多様性こそがこの街の魅力だ。庶民の生活は活気に満ち、魅力に溢れている。 街の歴史は17世紀末に英国東インド会社がこの地に商館を建てたことに始まる。 それまではトラやヒョウが出没する未開のジャングルで、この地にはスターヌティー、カーリーカタ、ゴーヴィンドプルという3つの開拓村しかなかった。 そのなかで、カーリーカタの名が現在のカルカッタの名称のもとになったともいわれている。以来、英国のインド支配の拠点として街は発展していった。 とくに19世紀以後はデリーを中心とした北インドのムガル朝を廃し、本格的な植民地支配を展開。英国国王による直接支配が実行に移され、1911年にデリーへ遷都されるまで近代インドの首都として発展。 市内にはイギリス統治時代の建造物が残っている。 メインストリートは、フーグリー河東岸にあるマイダーン公園の東側を走る「チョウロンギ」。高級ホテルやショップが立ち並ぶ。 マイダーン公園の北側にある広場BBDハーグの周辺はオフィス街で、中央郵便局や外資系銀行などが集まっている。 近年は通常の定期便のほかに格安航空会社の航空便が増えている。Qkbt 空港; ネタジ・スバス・チャンドラ・ボース国際空港 Netaji Subhash Chandra Bose International Airport;CCU 見どころ ヴィクトリア記念堂 ジャイナ寺院 カーリー寺院 ダクシネーシュワル寺院 マザー・ハウス; マザー・テレサゆかりの地 インド博物館; ヴィシュヌブル シャーンチニケタン |