概要
14から17世紀にかけて栄えたヒンズー教王国、かつてのヴィジャヤナガル王国の都。
ヴィジャヤナガル王国は中世の時代、北インドがイスラム教の支配のもとにあった頃に、ヒンズー教徒が結束して生まれた王国で、岩石だらけの荒地に初代王ハリハラー一世が都を築き始めたのが14世紀の中頃のこと。

以降歴代の王たちにより、幾重にも城壁を巡らせた強固な王都が誕生。
およそ2世紀もの間繁栄を誇ったがのちにイスラム勢力により破壊され、現在20の寺院群と王宮跡が修復、復元された。

観光のハイライトはヴィジャナヤガル様式の傑作といわれる「ヴィッタラ寺院」で、こまやかな彫刻がすばらしい。
王族が居住していた「王宮」には何層も張られた城壁の一部が残っている。
また「クリシュナ寺院」や「ナランハ像」、「シヴァ・リンガ」なども見どころ。

荒野に点在する貴重な遺跡はユネスコの世界文化遺産に登録されている。kbt


見どころ
ヴィッタラ寺院
ヴィジャイナガル様式の最高傑作といわれる。

ヴィルパークシャ寺院
52mの寺門(ゴブラ)がある。

ロータスマハル宮殿