クチャ.(庫車/Kuche)

概要

天山南路最大のオアシス都市で、漢の時代には「亀茲(キジ)国」と呼ばれ中継交易で繁栄していた。

クチャで有名なのは音楽と仏教遺跡。音楽は、「亀茲楽」と呼ばれる。琵琶、ハープ、ひちりき、横笛、簫など多彩が楽器を用いてエキゾチックな音楽を演奏した。

仏教遺跡では、キジル、クムトラ、スバシなどの多くの大規模な仏教遺跡が残っている。

中国仏教史上、最も大きな影響を残した高僧の一人、鳩摩羅什(350~409)はこの地に生まれた(父はインド人)。仏典の漢訳にも力を注ぎ、「般若経」「 法華経」「維摩経」などの大乗経典35部294巻におよぶ翻訳を完成させた。

観光の目玉はクチャの西75kmのムザルト河の北岸のキジル千仏洞で、236の石窟が残されている石窟寺院


データ

管轄区域;アクス地区

人口;約40万人


アクセス

空路

国内線;ウルムチから約1時間、1日5便

空港

クチャ空港

鉄道

クチャ駅は市内から約8km
ウルムチから約15時間
カシュガルから約9時間

バス

ウルムチから約12時間


見どころ

塩水溝.
キジル千仏洞.
クチャ大寺.
クチャ博物館.
クムトラ千仏洞.
亀磁古城遺跡.
クズルガハ千仏洞.
クズルガハ烽火台.
スバシ仏寺.
モラナエシディン・マザー.
スバシ故城.