ハイラル(海拉爾/ Haila'er)

概要

東北部にあるホロンバイル盟の中心地。その盟の面積は20万k㎡。そのうち草原が10k㎡。ここで放牧されている羊の数は30万頭にのぼるという。

ハイラルはハイラル河と伊敏河の合流するところ、大草原に開けた町。1901年東清鉄道が敷かれ駅ができたことから発展をしてきた。現在の人口は25万人。
冬の寒さは厳しく、昼間でもマイナス20度~30度である。

1939年(昭和14年)5~9月、日ソ両軍の衝突事件が起き、ソ連軍の機械化部隊により日本軍が大敗した「ノモンハン事件」のノモンハンは、ハイラルから草原を南西に240km行ったところにある。
小学校を改築した「戦争陳列館」もある。