唐山 (とうざん/ Tangshan/ タンシャン)

概要

栗など果樹生産が盛んな土地。南は渤海湾に面している。
古くから陶磁器生産を行い、中国の近代産業の発祥の地の一つとなっている。
天津市の都心からは100km、北京からは150kmの距離にある北京首都圏の一角をなしている。

1976年7月28日、24万人の犠牲者を出す大地震が工業都市だったこの町を襲い、町の98%が破壊された。
当時、文化革命の真っ最中で、マグニチュード7.8という20世紀最大の大地震にもかかわらず国の内外に公表されることもなかった。国際社会からの支援も断り、その惨状が世界に報道されることはなかった。


データ

面積
13,472k㎡ 市部の面積は3,874㎡

人口
703万人、市部293万人


アクセス

鉄道

北京~瀋陽~ハルピンを結ぶ京哈鉄道の沿線。


見どころ

清東陵

燕山