サンルイ St-Louis
概要
街全体が世界文化遺産
西アフリカ統治領時代の首都の名残を残す異国情緒溢れる町。
1638年にアフリカでフランス人が建てた最初の町。
1659年にルイ13世に敬意を表してサンルイと名付けられた。
内陸への開拓の拠点、そして金、象牙や奴隷の売買場として栄えた。
サンルイ~ダカール間に鉄道が開通しサンルイは衰退していく。
1930年にサンルイからブラジルのナタールまで南大西洋横断飛行に成功したのがフランスの飛行家ジャン・メルモーズで、彼のサハラ砂漠での不時着と生還はサンテグジュペリの小説の題材にもなった
St.Louis ダカールから海岸沿いを北へ約300km。
セネガル河口に位置し、本土、中州、砂州の3つの土地からなる。
中州は行政の中心。
毎年5月上旬にジャズ・フェスティバルが行われており、市内にはいくつかのジャズ・バーもある。
郊外にある2つの国立公園があり、渡り鳥の飛来地として知られる。
ジュッジ国立公園(世界自然遺産)
ラングドバルバリ国立公園
特にジュッジ国立公園はにも指定されている。
アクセス
Dakar/St.Louis
車で4時間
バス4.5時間
見どころ
中州の町並み(世界遺産)
現在は静かな地区だが、西アフリカ統治領時代の首都だった歴史がある。
フェイデルブ橋
サンルイの旧市街に入るところにある鉄骨アーチ橋。
1897年に架けられた鉄橋で、ドナウ河に架けるために造ったものを転用したものという。
スパンの中央に台座が有り(手前から2つ目のアーチ)、そこを中心として水平方向に回転する「開閉橋」だ。
現在は閉ざされたままになっている。
ホテル
中州に多くのホテルがあるが、砂州の南先端部分にリゾートホテル群がある。